ステイ自動車整備センター 対応インジェクター (要望に合わせ都度レールを追加して行きます。)----

●トップフィード全般●サイドフィード SR 1J 2J EJ 13B 他 ●Kジェトロニックの洗浄可能

料金表(税込み価格)

●ASNU施工価格表(税込み)  2011年1月現在(ユーロの変動にて価格が変更に成る場合が有ります。)

Aプログラム    インジェクター測定 1本3150円 流用IJ の吐出量の測定及び新品及び中古IJの特性把握に。測定書発行します
Bプログラム    インジェクター測定 クリーニング 1本4200円 使用済みIJの測定及びクリーニング作業です。 測定書発行します。
上記opt       噴射パターン変更 1本2000円 2011年7月価格改定 エンジンポート形状に最適な2ポート角度を実現します。
その他 メンテナンスショートパーツ 525円〜1050円 2011年1月現在 フィルターピンドルキャップの交換を要する場合に別途請求となります。

−−−−SNU情報−−−〜 インジェクターの真実(不定期で更新していきます。

たかがインジェクターと思っていませんか?点火系の最終部品はプラグ。燃料系の最終部品はインジェクターです。インジェクターは各噴射時間で大きく性能が劣化しているものが存在し、それらがトルクダウンを誘発している事例が少なからず存在します。「ステイ自動車整備センター」ではこの問題に真面目に向かい合っています。


2015年8月7日
久しぶりにセッティング中に??状態に陥りました・

症状 
新型V-PRO3.4の装着依頼を受け、作業を開始するも2番シリンダーの失火が著しくアイドルでは5気筒になっている状態でした。

対策 ASNU診断 Bプログラム
コンプレッションも問題なく、シリンダヘッドトラブルも考えにくい、インテーク廻りのエアリークも無い。という事でv-proの気筒別補正値を操作し、一気筒毎の
燃料噴射を微調整。アイドルの失火が無くなりインジェクターの公差又はつまりの予想を立てたが先ずはそのままセッティングに移りました。
しかし、安定する筈のA/Fの全域フィードバックがどうも安定しません。そこでインジェクターのテストを行いました。

めちゃくちゃ・・汗なんと25パーセントも狂っています。アイドルだけでは無く、全噴射量も
20パーセント以上の狂い・・!

洗浄開始。

洗浄後大分改善され15パーセント代に入りましたがこれでもNG


という事で在庫のインジェクターを一本入れてみました。誤差5パーセント代に収まりました。

これでばっちり。

祝!!T78V-PRO仕様。オーナーさんが気になっていた全ての問題が解消されました。
地道な作業と小さな部品がしっかりシンクロし、調子良いマシンが生まれます。
ASNUは皆さんのマシンにしっかり活かされています☆彡



2015年7月2日
先日ご依頼の有ったFD3S13Bインジェクターの診断結果です。
プライマリ、セカンダリ側共に良好。≒2パーセント以内のクォリティーでした。

燃圧2K時

燃圧4K時
このように燃圧で噴射パターンも変化します。この変化を知っていて損はないですね。
ステイオリジナルFD3S診断カラー。
ロータリーエンジンをしっかりサポートし続けます☆彡




2015年7月1日
FD3Sインジェクター診断
プライマリ セカンダリ
ステイはオリジナルデリバリーアダプターを制作しFD3Sの診断にも対応しています。

診断結果は明日報告とさせていただきます。




2015年5月28日
800CC(呼称)インジェクターのasnu施行依頼です。
2portVパターンですね。
昨今は多ホールVパターンとなりましたが、このインジェクターはチューニングの定番でしたね☆彡

洗浄からのテスト

安定性ばっちりでした。 
大吐出量インジェクターで≒2パーセント以内の誤差はとても優等生です。
ご依頼有難うございました。



2015年1月1日
本年度も良い情報を発信してゆきます。 新商品にご期待ください。

2014年12月18日
asnu洗浄コース bプログラムは何時も作業をさせていただいてます。

今回はSUZUKI F6A純正インジェクタ2台分の施工依頼です。
洗浄前の性能をチェックし早速洗浄に入ります。

洗浄後素晴らしく性能が安定しました。
殆ど誤差なしです☆彡
〇噴射パターンです。
パターンも安定しました。
今回は洗浄の効果絶大でした。
ご依頼有難うございました。

〇SR20用850CCインジェクターステイオリジナル 
施行完了です。



2014年8月24日
BOSH インジェクターBプログラムご依頼です。
噴射パターン異常なし。

洗浄に入ります。

洗浄前後良好です。
誤差殆どなし!マッチドインジェクタ同等の性能でした。


ラッピングして完了です。



2014年3月10日

YAMAHA FZ-R1のインジェクター施工ご依頼です。
現状チェックで噴射が無いインジェクター・・

何とか稼働したのですが誤差がとても大きいです。

洗浄開始です。

噴射パターンもすっかり安定しました。

結果はばっちり!誤差2パーセント以内に収まりました。
洗浄効果抜群でした。

ご依頼ありがとうございました。



2014年2月10日
デンソー1000ccインジェクター施工です。
Bプログラム施工依頼でした。
先ずは現状をチェック。
大きく噴射パターンが乱れていました。
どうやらピントルキャップの緩みが原因の様です。

洗浄に入ります。
バイオクリーン液に浸し、超音波洗浄を行います。

キャップを取り外しパターンをチェックします。
安定しましたね。

このインジェクターに用意されています2ホールキャップを装着し
15度Vパターンに改造しました。 
ご依頼有難うございました。



2013年5月16日
ASNU ハイパフォーマンスインジェクターの取扱いを開始します。
価格等、決定しましたらここでご案内致します。

2013年4月23日
ASNUより ハイパフォーマンスカスタムインジェクターが発売になりました。
長い年月ステイではカスタム作業に適切なインジェクターを模索し、流用という形を主体に
適切と思われるインジェクターを提供してきました。ASNUが有ったからこそそれ以前のカスタム流用インジェクター
の抱える問題も解明出来ました。
10年前からインジェクターの霧化促進が必要と言い続けてきました。ここ最近は有名チューニングメーカーもこぞって
インジェクターの霧化、噴射パターンの最適化を謳うようになりましたし、主流インジェクターは既に多ホールです。

そんな中、とても良い商品が発表になりました。
以前ご案内したASNUインジェクターが発売となりました。
300cc〜1000cc迄ラインナップが豊富です。 今後のポートインジェクターのチューンには欠かせない存在となるはずです。
ASNUショップで取扱い開始となりました。 これからチューンする方、既にチューン済みだが古いインジェクターを使用している方。
インジェクターのアップグレードで必ず良い結果が得られると思います。
適合情報等はお問い合わせください。



2013年3月10日

JB23ジムニー純正インジェクターの施工です。
ストレートパターン燃圧3K時 実計測228CCです。

17万キロ走破のインジェクターの汚れは果たして・

洗浄により少しではありますが性能向上となりました。
以外やこのインジェクターは汚れが少なかった模様。

フィルタバスケット内部も殆ど汚れなしです。
インジェクターというパーツは距離数よりも燃料タンク内部の汚れ、水分が性能劣化の原因だという事が解かりますね。

しかし最近の筒内噴射エンジンのダイレクトIJの汚れはこの種のエンジンンの大問題です。
ケミカル用品を使用しましょう。
汚れをクリーニングする良い洗浄剤がありますので汚れる前に定期的な使用をおすすめしています。 ニューテック(2万キロに1度)
ニューテック NC202燃料ライン洗浄剤 定価1701円税込み ステイには常時在庫あります。


2013年2月20日

SR20DET インジェクター測定クリーニング作業です。
この手の大容量インジェクターは噴射パターンを無視し、吐出量を増大させた商品です。
600CCインジェクターです。
超音波クリーニングを開始。
汚れが多くフィルターも真っ黒、ボディーも真っ黒でした。
洗浄後はきれいになりました。

噴射パターンです。左右に揺れていますが、このような商品なので
不良ではありません。

計測開始。

洗浄により全体的に良好となりました。 今回はデリバリーパイプへの組み込みも作業依頼されましたので、
デリバリー内部も洗浄を行いました。 



2012年10月24日

ASNUテスターでエラーが判明し、洗浄で改善しましたので
そのエラー状況を動画で報告します。

リークテストエラー

噴射パターンエラー

極端な例ですが、こんな不具合も稀ですが有ります。勿論洗浄にて改善しました。




2012年2月16日

アズニュー開発のタムインジェクター
ASNU代理店から皆さまの元へ・・・
届けられる日を楽しみにお待ち下さい。

USA SEMAショーで受賞した中の一つ、カスタムインジェクター
本国情報です。


2012年1月26日

こちらは2ZZGEエンジンのアップグレードインジェクターの洗浄、測定です。

US製インジェクター3ホールです。

洗浄中。

こちらは3ミリセック時の誤差です。
洗浄しましたが約8パーセントの誤差は改善されませんでした。このインジェクターの場合、無効噴射時間の誤差なのでECU
無効噴射気筒別補正を入れて使用します。

12ミリセック時は誤差殆どありません。
洗浄で改善されないインジェクターも有りますが、このような誤差の情報も大きな収穫です。


2012年1月19日
こちらは1000CCインジェクターのマッチド作業のご依頼です。
噴射パターンをエンジンに合わせ変更しました。

左オリジナル噴射角度 右がつるし噴射角度です。ポートを観察して左に決定
しました

噴射量はマッチドにより、全噴射、1ミリ〜12ミリセック、全ての駆動で
殆ど狂いの無い1セットが出来上がりました。(12本から選択)ご依頼有難う御座いました。

○こちらは汚れの大きいインジェクターでしたが、超音波洗浄により
復活を果たしました。(スペアが無いバイクの物らしく、本当に良かったと思います)

超音波洗浄中

狂いはありますが、マージンを広めに取れば問題ありません。
ご依頼有難う御座いました。
レストアに心強いASNUです。


2012年1月11日
こちらは日産z31純正インジェクターの作業ご依頼です。
洗浄作業は3回に分けて行いました。

汚れがようやく落ちてくれました。


ピントルキャップを交換し、噴射テスト。ストレートパターンです。
噴射バランスは意外や良好で、3ミリセック時(主にアイドル付近ですね)の誤差は5パーセント台と
不良とはいえない性能です。 勿論、懸念していたリークテストもパスです。
スタチックの様子です。
6本誤差≒1パーセントと非常に良好です。

完成です。
ご依頼有難う御座いました。

○こちらはポートに対する噴射パターンの最適化作業です。
シングルポートインジェクターでチェック開始

ミキシングポイントが上手くあわない様子です。

理由は大きく巻き上げた燃料がポート壁面を渦流となり流れてしまっています。
ポートから燃焼室にはダラダラと8割はカーボン要素となるバルブシートリングからしずくとなって垂れています。

そこでASNU2ポート加工でミキシングポイントを避け、バルブに向かって噴射させます。

こうすることにより、燃料をバルブに衝突霧化させる事を目的とします。
特に非同期噴射時に効果絶大です。

さらにバルブに向かって噴射されている事が燃焼室に向かって噴射されるパターンで
確認出来ます。シートリングから垂れ流れるカーボン要素は殆どなくなりました。

こんな作業もASNUが有れば、可能になります。


2011年12月22日

こちらはUさんの850CC
2ホール加工を施し、Aプログラム作業です。

3ミリセック時のパルス駆動での誤差です。

スタチックでの誤差≒2パーセント台で良好です。

ご依頼有難う御座いました。


2011年10月20日

こちらはフェラーリベルリネッタのインジェクターBプログラム施工作業です。
洗浄中。
バランスは洗浄にてバランスが向上しました。

こちらは燃料圧力2.5K時の噴射パターン

そしてこちらが燃料圧力3K時の噴射パターンです。
噴射パターンの変化に注目して下さい。最良のパターンでインジェクターを使うヒントになると思います。
詳細は測定書へ記載しています。○○様 ご依頼ありがとうございました。


2011年7月4日
2ホール加工ご依頼のU様の850CCインジェクターです。
3ミリセック時の誤差が≒10パーセントと誤差大なので・・
洗浄しところ、1本のインジェクターが不安定でしたので、ステイに在庫してあるインジェクターでマッチングを取りました。

3ミリセック時誤差≒3パーセント台に入りました。
他テスト噴射では≒1パーセント台の精度になりました。

最後に2ホール加工を施し施工完了です。

ご依頼有難う御座いました。


2011年6月20日
山口県のFさんの800CCインジェクターです。
洗浄前は焼く7パーセントもの狂いが、スタチックにも及ぶ誤差が・・
以前施工したデーターと比べ、本当にこれ同じインジエェクターか疑わしい程でした。
洗浄での十分な効果が得られました。

洗浄後は以下の通り。
3ミリセック時のデーターです。
≒5パーセントの誤差

6ミリセック時のデーターです。
≒4パーセント台の誤差

12ミリセック時のデーターです。
≒2パーセント台の誤差

そしてスタチック時のデーターです。
以前とは少し再現性が?でしたが、十分な性能だと思います。

原因はこの汚れの付着でした。
白く汚れているのが分かります。(フラッシュで大袈裟に見えてますが、
確かに汚れています)
今回の詰まりの原因はこの汚れにありました。
梱包していますのでご確認下さい。 本日佐川急便にて発送しています。ご依頼有難う御座いました。


2011年6月9日

○こちらはgc−8アペックス600ccインジェクターの点検洗浄です。
噴射パターンは1ホールですが・・霧化は意外に良いです。

3ミリセック時のテストでは
やはり誤差が大きく気筒別補正の必要性を感じます。

12ミリセック時。誤差が5パーセント台に
入ってきましたが12ミリセックのテストとしては大きい誤差です。

全噴射のバランスです。
難しい補正になりそうです・・無効噴射時間と噴射量の関係・・
後でご連絡差し上げます。



2011年6月6日
2ホール低抵抗インジェクターです。

噴射パターンが洗浄前割れていましたが
洗浄後は改善されています。

洗浄後です。左端のインジェクターの噴射パターンが改善されています。

6ミリセック時の誤差は≒3パーセント台。3ミリセック時は≒6パーセント程・・
このインジェクターは必ずこの程度の誤差を持っています。

全噴射時のバランスは≒1パーセント台の精度です。
ステイの考えは気筒別補正を有効に出来ない場合はマッチド作業がベストと考えます。(スタチックでの誤差が大きくない≒3パーセント以内です。
限りトラブルに直結はしないと考えています。)

昨今のエコカーの車輌はインジエェクターの誤差、驚きの0パーセント台なのは言うまでもありません。ステイでの今までのテスト結果です。


2011年6月1日
こちらは公称850CCサイドフィードインジェクター施工ご依頼です。
洗浄前の3ミリセック時噴射量です。
≒5パーセントの狂い。

洗浄中。
左端が3パーセント改善しましたが、他は変化がありませんでした。

その他6ミリセック、12ミリセックとデーターを取りましたが、洗浄の効果は3ミリセック時が大きく他は殆ど変化ありませんでした。

但し、スタチック(全噴射)時の噴射誤差は≒1パーセント台なので、高負荷時の燃焼バランスには問題はありません。

最適な手法はマッチド作業です。




2011年5月23日
こちらはBNR32に装着出来る600CCインジェクターになります。
Aプログラムの予定でしたが、狂いが大きくBプログラムに作業切り替えです。
外見の汚れに対し、ハイオクガソリン使用のお車は
意外やインジェクター健康な場合が多いです。ただ、中にはNGもあるのでASNU作業は必須と考えお勧めしています。
そしてなにより元々狂いが有る・・場合多いです。(自動車メーカーによってはインジェクターの誤差にシビアであったり、適当だったりします
でも殆どは3パーセント以内に収まっています。旧トヨタ、ミツビシは僕から言わせるとカスタム前にはチェックしたいとこですね。)

噴射パターンはストレートです。
霧化は純正より少しばかり荒い感じです。
こちらが3ミリセック時の噴射量です。
≒10パーセントの狂いがありました。
こうなったら洗浄で蘇るか確認です。

洗浄により左から3番4番インジェクターが3パーセント程、2番が1パーセント改善しました。
マッチドインジェクター・・欲しくはなりますが・・要相談ですね。
洗浄中。ただし、全噴射時(スタチック)のばらつきは2パーセント台なので
問題無しです。


2011年3月16日
今回はFD3Sインジェクター施工です。
12万キロ走破した車輌のものです。

噴射パターンはオーケー。
カーボン付着の割にセカンダリパターンは良好。(ストレートパターンだから影響は少ないと言う事でしょうか)

テスト結果。プライマリインジェクターの左。大きくずれています。この
ズレを改善する為に洗浄開始。

洗浄中。

見事、3ミリセック時の誤差は6パーセント誤差から2パーセント台に、6ミリ、12ミリセックは5パーセントから≒1パーセント台に改善です。これで安心と性能が備わりました。


2011年2月21日
こちらはEG-6インジェクターご依頼です。
噴射パターンが偏っています。

燃圧を落としてみるとやはりずれていますね。
ピントルのデザインの偏りでしょう。洗浄しても改善されませんでした。
最高の状態を作るのなら、マッチドインジェクターですね。

3ミリセック時は≒4パーセンとの誤差でした

洗浄により2パーセントの誤差に入ってきました。

そして12ミリセック時は見事誤差≒0です。
インジェクターの大切さを実感しています。
○こちらはPP1(ビート)のインジェクターです。以前施工したビートは≒10パーセントも狂い洗浄後は調子よくなりましたので
こちらもずれていると思い測定するとなんと3ミリセック時≒0パーセント!
霧化良好。(本田スポーツエンジン用のインジェクターはこのように
筋の入った噴射パターンになる傾向にありますね。チューニングのヒントです笑)

3ミリセック時≒0パーセントの誤差驚異です。
ところが、6ミリセック、12ミリセックとテストすると誤差が増えてきます。最終的に≒2パーセントの誤差がでました。

洗浄中。

洗浄後は3ミリセック時≒2パーセントの誤差以降変わらぬ誤差で洗浄後のデーターが
自然です。詰まりが偶然良い方向へと傾く場合もあると言う事です。何れ不安定なので
良い事では有りませんね。

良いサービスの為、木曜日迄 ASNU診断機は洗浄、メンテナンスを行います。


2011年2月12日
こちらは2ZZエンジンのインジェクターです。
6ミリセック時5000回転時10パーセントの誤差です。

12ミリセック5000回転時6パーセントの誤差です。

こちらがスタチック(全噴射)の誤差になります。
全開時は誤差がさほどありませんが、低中負荷時の誤差は気になりますね。
マッチド作業が最適ですが、もしマッチドを選択しない場合はアペックスECUの無効噴射時間を操作し、有る程度
はカバーできると思います。
○こちらは本日入庫頂いたコペン用他車流用インジェクターの性能評価です。
霧化とパターンは非常に良好です。

6ミリセック5000回転時の誤差2パーセント

12ミリセック時の誤差2パーセント。
セッティング安心して行って行けます。


2011年1月16日

FD3Sインジェクター点検です。

真ん中2本がセカンダリ側で端2本がプライマリ側です。

3ミリセック時セカンダリ側5パーセントの狂いです。プライマリ側はなんと9パーセントの狂い。
ロータリーエンジンでこれくらいずれているのは珍しいです。

そして洗浄結果です。
セカンダリ側誤差4パーセントに改善。プライマリ側誤差5パーセントに改善しました。
洗浄の効果ありです。 その後のテストでは6ミリセック、12ミリセック時の誤差が≒3パーセント台に入りましたので、
作業終了とさせていただきました。
2011年度、ASNU報告の内容をより充実してゆきます。噴射パターンと霧化がどれだけ性能に影響するか・・
実際をより明確に報告できればと思っています。


12月23日

今日はサイドフィード850CCインジェクターの作業を行いました。
そうです、良くSR20に取り付けますね。

先ずは3ミリセックのデーターから。
右インジェクターが10パーセント狂っていますね。 他インジェクターも左端に比べ低い数値です。

超音波洗浄開始。
リセットといいますか、とってもインジェクターが安定します。
今まで導入し、多数の作業を行ってきましたが、作業エラーは1本もありません。
今後もしっかり作業を行い、皆様の信頼にお応えしてゆきます。

洗浄後はこんなに安定しました。右端10パーセント安定性向上です。
スタチックは≒2パーセント台の安定性。ASNUで安心と安定性が手に入りました。

そしてサンタが2ホールもって来ました。
左2ホールで今回S14に搭載します。 右がストレートパターン。
SR20に左インジェクターパターンをお勧めしています。


11月8日

ホンダビートインジェクタBプログラムです。(Nさんです)
走行距離95000キロ
ピントルが大分汚れています。効果が出そうな予感・・


噴射パターンは1.2と割れていますが、許容範囲でしょう。

3ミリセック時の誤差です。大きいですね。≒10パーセントの狂いが出ていました。その後
6ミリセック(5パーセントの狂い)12ミリセック(≒2パーセント台に入ってきました)スタチック(2パーセントの狂い)と続きます。

その後洗浄作業に移ります。

驚きの結果が出ました。3ミリセック時3パーセント台に入りました。

6ミリセック時はなんと≒1パーセント台の誤差に。

今回は大きく改善となりました。 バルブクリアランス調整と相まって、スムーズなレスポンスにご期待下さい。
参考ですが、こちらがスタチックでの噴射誤差です。≒2パーセントありますが
優等生です。

ご依頼有難う御座いました。


10月25日
サード850CC噴射パターン変更ご依頼です。

SR20エンジンに使用する為に噴射パターンを変更しました。
合計8本完成しました。
本日佐川急便にて発送いたしました。
ご依頼有難う御座いました。


10月21日

ホンダ7ホールインジェクターの作業です。


終了次第報告してゆきます。
こちらの作業は完了しています。
洗浄により安定性が増し、誤差は若干大きくなりました。しかし、無効噴射時間は安定しましたので、単品での
性能と言う面では安定し、よくなったと言う事になります。
12ミリセック時の噴射量誤差は最小限です。マッチド作業をお勧めしました。



10月17日
先日のMS125の噴射パターンを掲載しました。

洗浄前の噴射パターンです。
NGが見て取れると思います。

洗浄後はこちらです。
洗浄の効果大でした。


10月16日
こちらはMS125クラウン貴重なインジェクターです。
Bプログラム施工ご依頼です。
先ずは状態チェック。
ガソリンリーク大。3本がたらたらとリークします。
これは洗浄作業で回復する筈です。

こちらは噴射バランスのテストです。           
13パーセントの狂いが出ています。

洗浄作業後

≒10パーセントの誤差に収まり、各パルス時の安定性が
飛躍的に向上しました。誤差が大きく心配ですが、高負荷域でのバランスは≒4パーセント台に収まりますので
トラブルの発生は無いでしょう。
スタチックでの安定度は≒2パーセントでこちらも
洗浄で大きく性能向上しました。
リークも無くなりました。
ここまで安定する為、今回は超音波洗浄を3回(30分)繰り返しました。
(問題は多くの酸化物の固着にありました。)

性能が保証されましたのでピントルキャップ、フィルターバスケットを
ASNU製に交換です。

最終チェック。噴射テスト良好。
洗浄前は全くばらばらでした。 後日洗浄前パターンをアップします。

コールドスタートインジェクターは完全に詰まっていました。
超音波洗浄により回復しました。
リーク問題無し。噴射オーケーです。

貴重なインジェクターも使用出来るまでに回復しました。 ASNU は 旧車にお乗りの方の強い見方でもあります。


9月19日

こちらはスズキジムニーカスタムインジェクターの点検ご依頼です。

噴射パターンはVパターンです。

先ずは測定。
右端のインジェクターBが大きくずれています。

洗浄して改善されるか・・

効果てきめんでした。
B番インジェクターは≒5パーセントの改善が見られました。
残念ながら左端@のインジェクターには1パーセントの改善しかみられませんでした。
スタチックでの誤差は1パーセントと優秀です。
最善はマッチド作業です。

ご依頼有難う御座いました。


9月11日
こちらは山口県のFさんのインジエェクター施工続きです。(画像見えにくくなってしまいましたm(__)m
これからの課題にしてゆきます)

左から2番インジェクターの安定性が今一つなので洗浄を行いました。

3ミリセック/5000回転時のデータです。
やはり左から2番目のインジェクターは数回の測定で誤差の大きいデーターで安定しました。この場合、
マッチング上NGとなります。他インジェクターの噴射量は問題の無い範囲で安定しています。

6ミリセック/5000回転時のデーターです。

12ミリセック/5000回転時のデーターです。

こちらはスタチックのデーターです。

マッチドしたインジェクターの噴射パターンです。
安定していますね。左から2番目のインジェクターを除いてマッチド作業完了です。
詳細は報告書を参照願います。

さて、固着等ある、旧同梱インジェクターはごらんの通り、左から2番目噴射停止 他もバランスが良く有りませんね。

そこで超音波洗浄を行います。
停止インジェクターは稼動しましたが、狂いが大きいです。3ミリセック/5000回転です。

6ミリセック/5000回転です。

スタチックでの噴射ズレも有りますね。

ちなみに、新品インジェクターとスタチックでの比較もしました。
「左旧インジェクター 右新品インジェクター」
公称720(680)CCインジェクターは同じ製品でもスタチックで10パーセント以上の誤差が有ったりします。
組み合わせる場合は要注意です。

ご依頼ありがとうございました。


○こちらはスバルのインジェクター。(日産にも使われていますね)
汚れ、経年変化が大きいのでピントルキャップを交換させていただきました。

洗浄してもこの誤差はちょっと・・3ミリセック/5000回転時の物です。
と言う事で在庫品にて(良く持ってましたステイです)
画像は割愛させていただきました。
マッチド作業で素晴らしい安定性を引き出せるでしょう。
詳細は測定書を参照下さい。

ご依頼有難う御座いました。



9.10
今日は山口県よりご依頼頂きましたデンソー720CCインジェクターの点検です。
こちらは3ミリセック/5000回転時の噴射バランスです。
このセットでマッチドは左から2番目がNG 他4本で大丈夫だと判断できますね。(2パーセント以内)

こちら燃圧3.5K時の噴射パターンです。

4.5Kだと少しだけ広角になります。

明日完成させるように頑張って作業します。
又、ご依頼内容等のファイル、しっかり作っていただき有難う御座います。
ポート壁面とインジェクターの関係は、本当に大切ですね。そんな微細な事に神経を使うカスタムへの姿勢が
とっても大切なんですよね。(^_^)

フィルターバスケットは最終段階でASNUへ交換させていただきます。
又、何時も詰まり気味のインジェクターは燃料ラインの錆が原因の様子です。

Fさんへ。又残るプログラム、明日報告します。


2010.7.19
今日はロータリエンジン20Bインジェクター施工ご依頼です。実測3キロ時600CCです。
サイドフィードインジェクターは左から3番目の吐出量が少なく・・
≒7パーセントの誤算になっていました。

超音波洗浄中。

同じ条件で≒4パーセント台の精度になりました。

トップフィードインジェクターは大変優秀でして・・
洗浄後も殆ど変化はありませんでした。

ピントルキャップは緩みが多くなっていました。
ここが緩むとキャップが下がってしまい・・噴射パターンに悪影響がでてしまいますので、
交換とさせていただきました。

ご依頼有難う御座いました。


2010.7.4
今回はECUセッティング前のチェック作業です。
ランサーエボリューションシリーズ2ホールインジェクターです。噴射パターンオーケー。

誤差は≒3パーセント台と純クォリティーとして合格です。

綺麗に洗浄して終了です。
このように、Aプログラムにて噴射テスト使用することもASNUならではです。


2010.4.17
シボレーc1500のASNU施工ご依頼です。

インジェクターが特殊なのでデリバリーASSYを持参していただき、フィッティングを特設して対処します。
レギュレーターも装備したレールなので、燃圧は純正レギュレーターを
生かし、リターンさせて対処です。

インジェクター。
これはセントラルツイン噴射となっており、噴射時間+噴射回数も回転、負荷に応じて使い分けてるようです。

超音波洗浄を開始しました。
洗浄後の特性をチェックします。
360度超広角パターンです。パターン問題ありません。

噴射量も問題は無い様子です。
マルチポイント制御では気になるばらつきもセントラル噴射なら問題外ですね笑
ただ、2本間の誤差は殆どありませんでしたので性能もバランスも申し分ないでしょう。


2010.4.1
今日は20B純正インジェクターの洗浄テストです。

噴射テストです。右端のインジェクターパターンが大きくずれています。

結果は10パーセントの誤差。大きくずれている右端のインジェクター
は洗浄しても2パーセントしか改善しませんでした。
結果不良インジェクターと判断し、在庫にあるインジェクターとのマッチド作業を行いました。

洗浄でも10パーセントの誤差は埋まらず・・

右端見て下さい。噴射パターンも改善し、誤差≒2パーセントとなりました。
ピントルキャップは新品交換になりました。

12ミリセック時は誤差1パーセント台に。
バッチリです。今回の作業はトラブル防止にも大いに役立つ作業となりました。
プライマリインジェクターは良好でした。
ご依頼有難う御座いました。


2010.3.6
先日作業していましたVG30ETインジェクター施工でしたが、オーナー様の希望により
手元にあるもう1本をテストしたいと言う旨連絡がありまして、マッチド作業を開始しました。
送付された1本を洗浄し、いよいよテスト。3ミリセック5000回転時のデーターで
5パーセント台の精度になりました。
大成功です(^^♪実はもう1本が同じ一台から外したものだったらしく、純正が行っている
クォリティーコントロールの実際が浮き彫りになったということです。
皆さまにおいては中古インジェクター購入の際は要注意と言う事ですね。

12ミリセック5000回転時のデーターは3パーセント台の精度になりました。

最後にマッチドしたインジェクターにピントルキャップを装着して(写真はキャップする前です)

フィルターバスケットをASNU製に交換して施工終了です。
ご依頼有難う御座いました。


2010.2.28
今日はz31インジェクター洗浄他作業のご依頼です。
早速テスト噴射です。
噴射パターンが大きくずれています。

3ms5000romでのバランステストです。13パーセントもの狂いが出ています。

こちらはスタチック(ピントルを引き上げた全噴射状態)でのテストです。
やはり4パーセントの誤差があります・・・汗

洗浄開始。

パターン安定しました。

バランスも大きく向上しました。最大で8パーセント台の誤差に入りました。
但し、他のインジェクターを見て判るように10パーセントもの精度向上を達成した2番インジェクターも存在しますので
安定度の向上は大きいです。(右端インジェクターの改善が余り見られなく残念です。もう一対のインジェクターセットで
マッチド作業が有効ですね。)

スタチックでのテストは≒1パーセント台に入りました。


今回はピントルキャップが劣化していましたので新品に交換となりました。
ご依頼有難う御座いました。


2010.1.30
今日はrb26インジェクター12本から6本のマッチングを出す作業、ダイナミックマッチドインジェクター製作を行いました。

先ずは車輌に取り付けられていたインジェクターセットを点検します。
やはり誤差多いですね。最大で6パーセント程のズレが有ります。
そこで持ち込んだほか6本と入れ替えながら一番精度が出るものをあわせると・・

いい感じに噴射していますね・・
○見事3ミリセック(一番誤差が多く現れるテストです)時で≒2パーセントの誤差になりました。
最初と比べていただければその差歴然ですね。


最後にピントルキャップを交換し、フィルターバスケットを洗浄して
完了です。


20101.14
今日はFD3Sインジェクターの洗浄です。
先ずはセカンダリ側の診断です。
洗浄前後で≒1パーセント程の改善で、汚れが多い割りには変化が余り見えませんでした。
この2台分のインジェクターはマッチングは左から1番と3番のセット 左から2番と4番のセットで使用する
事で≒2パーセント台の精度となります。良好でしょう。
マッチングが見えて良かったと思います。(920CCセットと880CCセットに・・
同じインジェクターで吐出量は40CCの違いが有ります)

そして問題が、プライマリ側・・
これ見て下さい。
≒10パーセントの狂いがでていました。
何度見てもこの状態。
びっくりですがこれ事実です。

早速ミディアムにて洗浄。
結果大きく改善されました。
≒2パーセント以下の精度になりました。
見た目では判断できないインジェクターの真実です。
無効噴射時間の特性からもマッチングは左から1番と4番のセット 左から2番と3番のセットとなりました。

マッチドインジェクターの完成です。
ご依頼有難う御座いました。


2010.1.10
今日はご依頼のインジェクタDC−2です。
噴射パターンです。洗浄前、洗浄後共に良好でした。
最近3台続けてのご依頼です。DC−2インジェクター流用等、流行っている様子ですね。
噴射パターンのブレも無く良好です。
噴射誤差は≒3パーセント台です。
さて改善を狙いまして洗浄開始。

ピントルフィルターを装着して作業開始。

噴射誤差は≒2パーセントに向上しまして安定性も増しました。
この画像は12ミリセック時のものですが誤差≒1パーセントです。
良好なインジェクターです。ご依頼有難う御座いました。


2009.12.23
業者様からのご依頼が有りましたステイASNUBプログラムです。
洗浄前の噴射パターンです。
1本1本パターンがまちまち・・


洗浄で変化は見られるでしょうか?
ご覧の通りです。
パターンが回復しました。(^。^)
噴射量も誤差も≒2パーセント改善しました。
特記事項として噴射パターンの回復ですね。
パターンの変化は混合気の粒度に直結しますから、噴射量の誤差よりも重要視します。
今回の施工でパターンの回復が見られて良かったと思います。
最近になり大手チューニングメーカでも噴射パターンについて紐解いてきました。
ちなみにこちらは燃料圧力を3.5Kにしたパターンです。
3キロ時と比べ広角になります。参考にしてください。


2009.11.18
今日は先日作業しましたDC2純正インジェクターの誤差を無くするマッチドインジェクター作業を行いました。
合計8本から一番性能の近いインジェクター4本を選択します。
新規持込インジェクター4本を洗浄します。

ここからがマッチド作業。
以前のインジェクターから抜粋して入れ替えて噴射量を見てゆきます。
そして選択したインジェクターセットで3ミリセック時誤差2パーセント、6ミリ〜12ミリセックにおいては1パーセント台の精度が出ました。
大いにマッチングの成果出ましたね(^_^)

噴射パターンも良好です。

意地悪なテスト。10000回転で3ミリセックの噴射を行わせましたが、
この通りマッチング良好です。
ご依頼有難う御座いました。本田カーズM様へ。


2009.11.11
今日はFD3Sのインジェクターの点検を行いました。
久しぶりに大きな狂いが生じたインジェクターの誤差は7パーセントもありました。
ローターリエンジンに取ってこの狂いはちょっと放っては置けません。
横2つがセカンダリインジェクターで真ん中がプライマリインジェクターです。
時間の省略の為に、同時作業をしています。

さてこれからです。洗浄作業開始です。

洗浄完了。

噴射パターンを見ています。良好です。

そして結果が出ました。セカンダリインジェクター見て下さい。
1パーセント台の精度に改善しました。大きな成果です。(^_^)vプライマリインジェクターは変化がありませんでした(P1番とP2番入れ替わっています)
ので良好なインジェクターとして安心が備わりました。


2009.11.1
先日から行っていました本田トップフィードインジェクターです。

シングルホールインジェクターです。噴射パターンは正常ですね。

洗浄前データーです。
誤差が大きいですね・・これは久しぶりに洗浄の効果が大きく出そうです・・
洗浄を行います。ピントルキャップの状態も点検します。

そして結果は最大3パーセントの誤差改善です。

12ミリセック時の噴射誤差は4パーセント台に入りました。
メーカークォリティーは3パーセント保証との考え方です。左から2番目のインジェクターの吐出量が少し大きいのが気になります。
今回はとりあえずこの状態で使用することとなりました。後でフィールに不満が出た場合、マッチドインジェクターの製作ご依頼予定です。
2番目のインジェクターを一番プラグの焼けるシリンダーに入れて使用するのも一つの解決策になるでしょう。

最後にインジェクターボディーの洗浄、テストし、梱包にて完了です。
ご依頼有難う御座いました。明日発送致します。(本田カーズM様へ。)


2009.10.23
今日はトヨタ MR−S 純正インジェクターのASNU施工ご依頼でした。
オーナー様立会いの元、インジェクターの性能復活とインジェクターの基本等、
説明しながら施工を行って行きました。
綺麗なパターンのインジェクタ。性能を委ねている様子が見て取れますね。
そうそう、♯系統の大容量インジェクターはトラストのスーパーチャージャーキットに含まれる物が霧化が非常に良く、パワーアップ時は
単品で使用したくなるものでしたね。ここ、少し勉強しておきます。
インジェクターチューニング、これからかの時代無視できなくなるでしょう。

多ホールインジェクターの正体です。
見やすく燃圧を落としてみてみました。これら1本1本が霧化して上のような霧になってるんですねー。

洗浄前も3パーセント台と良い性能でしたが、洗浄での効果は現れた様子でした。
ご依頼有難う御座いました。次回はマッチド作業もお勧めですね。



2009.9.26

ポルシェ911純正インジェクターbプログラムご依頼です。

噴射パターンが割れています。シングルホールインジェクターの場合、不良インジェクターは左から3番目、1番怪しいと言う事になります。


噴射のばらつき、ありますね。8パーセントの狂いです。
元の性能か汚れか?改善しますように!


洗浄中です。


噴射パターンは大分改善されました。ワンホールインジェクターです。

洗浄の結果、2パーセントの改善が見られましたがやはりばらつきは大きいですね・・
できればマッチド作業を行いたいですね。但し、このデーターは3ミリセック時のデーターで、中負荷〜高負荷域では4パーセント台の精度があります
ので、不良インジェクターでは有りません。
明日もう一度洗浄を行いまして、作業終了です。



2009.9.25
先日施工したSUBARUインプレッサGDBAのインジェクター施工です。

○12ホールインジェクター。バイクの世界にも多くなっていると言う多ホールインジェクター。
一昔前のドバ出しトルクアップ的(NOXがタービンを回すとイメージしてください)なインジェクターとは違い、微細な霧化は安定した燃焼と環境性能を約束し、又緻密なコンピューター制御が生きてきます。
特にEJ20のようなポート長と直径の大きい燃焼室etc ではインジェクターの霧化がとーっても大切なんですね。

本当に12ホールから吐出しているのかな?って
何度もチェックしましたが・・これはすごいですね、しっかりと12ホールから噴出しています。取り分けシルクのよう・・と伝えておきます。

容量が多いので纏まったパターンでは直線的ですが実は12ホールからのパターンが重なっています。
当然、空気とのミキシングは良好でしょう。(これで500cc実測560ccのパターンです。相当良い霧です!)

洗浄前は2パーセント台の精度。バッチりでした。ホールの詰まりもありません。

洗浄開始。

ステイオリジナルインジェクタークリーニングフィルター装着(^^♪

≒1パーセント台・・改善していますが、(ps殆ど洗浄前と同等で精度良好です。)
これでセッティング前の安心が備わりました。


2009.9.12
今日はオーナー様見学希望と言う事で施工を開始しました。
車輌 AE111 走行距離140000キロ 

先ずは点検です。
トヨタインジェクター純正セットは8パーセントの誤差がありまして・・
この状態から超音波洗浄でどの程改善するか・・オーナ様もドキドキでした。(^^


インジェクターにフィルターを取りつけ早速洗浄を開始します。


洗浄の結果≒2パーセントの性能改善が見られたのですが、やはり2番インジェクターの吐出量がやけに多い・・
折角なので他インジェクターの在庫(ステイで在庫している良品インジェクターが数車種あります)から一番合致したセットにする
「ダイナミックマッチドインジェクター」作業を行う事にしました。

見事2パーセント以下の性能になりました。

ご依頼ありがとうございました。


2009.7.27
今日はベンツE202ASNU施工です。
距離数は≒100000キロ程度です。問題は有るのでしょうか・・
点検すると左から2番目のインジェクタの噴射パターンが大きく狂っています。
洗浄改善に期待が掛かります。
噴射パターンは特殊で縦に4ホールVパターンです。

洗浄後大分よくなりましたがやはりぴったり一致!とまでは行かないようです・・
しかし、これなら使用上問題は有りませんね。

洗浄風景
そして噴射量の比較です。
最初4パーセント狂っていたバランスは≒2パーセント台に復活しました。
とても細かい霧状の4ホールインジェクターです。

ASNU施工に一番大切なのは整理整頓、清掃清潔です。


2009.7.14
今日はae101インジェクターの誤差が大きくどうせならマッチドインジェクターの製作をしてしまおうと
作業開始です。
追加した同形式のインジェクター4本をクリーニングします。

とっかえひっかえの作業をして・・

これはマッチド作業前・・・
このデーターがマッチドインジェクター製作前です。大分よくなりました。
マッチド作業後です。

3パーセント台の精度に出来ました。
≒0パーセントになればよいのでしょうが、このデーターは3ミリセック時の物で、6ミリセック時は殆ど誤差はありません。
マッチドインジェクター成功です。


2009.7.13
今日はAE101インジェクターの診断作業です。
3K時吐出量320CC2ホールインジェクターです。
霧化も良く噴射パターンも良好でした。


洗浄を行い≒2パーセントの改善が見られましたがやはり噴射誤差は大きく7パーセントとなりました。
低年式トヨタ車に多い無効噴射時間の誤差。AE101
に限った事ではありません。
スタチック状態では誤差はありませんので無効噴射時間の誤差と判断出来ます。
洗浄を行い安定性が向上しましたがどうしても気になる7パーセント台の誤差・・
マッチドインジェクターを製作する事を考えて見ましょう。


2009.7.8

今日の報告はエンジンの不具合が発生した車輌のインジェクターです。
症状
1気筒のみプラグが白く焼けてしまい、著しいパワーダウンの発生が起こった。

色々点検してインジェクターも点検しましたところ、白く焼けている一気筒のインジェクター吐出量が写真のように25パーセント程少ない事が
判明しました。
これは驚きです。
原因は何か?とフィルターバスケット内を覗くと・・・錆です。汗
オーナー様に連絡するとタンク内部が錆びており、気にしていたとの事。
錆は時として燃料フィルターを通り抜け、フィルターバスケットを通り抜けインジェクター内部にへばりついてしまう物らしいです。
さて ここからがASNU の出番です。
洗浄作業に入りました。
フィルターを取り付け洗浄開始です。はじめはソフトに・・ゆっくり洗浄パルスを上げて行きます。

結果は見事改善しました。
リークテスト 各パルスでのバランスを点検し、完了となりました。


フィルターバスケットはASNU専用品です。純正より細かいバスケットはチリをキャッチする性能に長けています。
インジェクタに燃料系統の錆は大敵と言う事です。 原因解明及び改善できてよかったですね!S様及び関係者様ご苦労様でした。


2009.5.18
先日からお預かりしています720CCインジェクター(680CCと呼ばれる事もあります)です。
このてのインジェクターは吐出量にかなりの誤差があります。
部販から取り寄せたバラ物はこのような危険が見え隠れしています。

洗浄前後の変化は余りありません。これは3ミリセック時のアンバランスです。誤差14パーセント程
ありますね汗
○こちらはスタチック(ピントルを駆動せずに引き上げた状態で無効噴射時間を無視した性能の基本です。殆どのインジェクターはこのスタチック性能が
≒99パーセント合っています。
こちらのインジェクターはなんと誤差12パーセントあります。検証する為に単体での噴射量をチェックしました。
左から5番目インジェクター3キロ時800CC 他インジェクター3キロ時720CCと言う結果です。
本来持った特性のばらつきと言う事に納得できるかと思います。 

折角の施工なので同型のインジェクターを噴射量の多いインジェクターと交換するいわゆる「マッチド作業」
を行いました。
結果は以下の通りです。
これは3ミリセック時のテストです。誤差5パーセント台に入ってきました。大分よくなりました。

そしてスタチック性能は・・誤差2パーセント台に入りました。

こちらが今回施工しましたインジェクターの3キロ時噴射パターンです。
ストレートパターンは12Aロータリーエンジン流用と言う事実が見えています。

ちなみにこちらがRB26エンジンの3キロ時純正噴射パターンです。
参考にしてください。
ご依頼有難う御座いました。

2009.5.16
ASNU報告です。
こちらはニスモ製インジェクター施工ご依頼です。
固着が起こる場合もありますが洗浄で直る場合が殆どです。

固着からのリカバリー作業です。超音波洗浄を繰り返します。
一度リカバリーしたインジェクターの性能安定性が心配ですからもう一度念を入れて洗浄を行います。

安定した性能が出ていることを確認し、作業完了とさせていただきました。
PS、この噴射状態は3ミリセック時のもので、無効噴射時間に大きな誤差が出ているインジェクターが多々存在します。
その場合、コンピューター側で無効噴射時間をアイドルの安定性を見極めながら同調させる事が可能な場合があります。
このインジェクターセットは誤差が出ていますが、6ミリセック以上の噴射時間では誤差が少なくなりますからエンジントラブルを誘発することは
有りません。

○こちらはRB25KAI S様のインジェクターです。
セッティング前点検を行いました。
洗浄を行い、一度インジェクターをリセットします。

洗浄前後の改善は余り大きくはありませんでしたが噴射パターンの安定が見られ、データーを
取る事ができましたのでセッティングに生かします。

RB26純正インジェクターの噴射パターンです。

○こちらは噴射パターンを観察しています。
インジェクターによっては燃圧により噴射パターンが大きく変化するタイプも存在します。
それぞれの特性を把握する事はカスタムにとって大切な事だと思っています。左燃圧3k右3.5kです。


2009.4.26
今日はI様AE86カスタム車両の大容量インジェクターの診断を行いました。
先ずは噴射パターンを点検・・??
パターン角度が激しく狂っています。

洗浄前のインジェクターは噴射パターンがばらばらでした。

洗浄を2回行ってお見事。綺麗なパターンとなりました。
ポート壁付着が無く、性能向上に繋がるでしょう。

5パーセントの誤差です。但し一世代前のトヨタクォリティーは5パーセントは当たり前と言う事実が見え隠れしています。
素晴らしいクォリティーのメーカーも存在しますね。
ご依頼有難う御座いました。


2009.4.19
先日のランサーエボリューションインジェクターご依頼結果報告です。
良好なインジェクターセットでしたので洗浄後の変化も無く良好な状態です。
これで安心が備わりましたね。

誤差2パーセント台で、良好です。
ご依頼有難う御座いました。

2009.4.18
こちらはFJ20ETのインジェクター洗浄ご依頼でした。

噴射パターンはストレートです。スプレーパターン悪くありませんでした。洗浄後はより安定したパターンとなっています。

洗浄中ピントルフィルター取り付けています。

結果は3ミリセック時洗浄前と余り変化の無い、13パーセントの誤差となりました。アイドル不安定と言う不具合があるそうですがインジェクターの性能劣化を視野に入れた作業が必要だと思います。

ちなみに全噴射状態は2パーセント台の性能があります。
詳細は添付データーをご参照下さい。

ご依頼有難う御座いました。

○こちらはランサーエボリューションインジェクター洗浄作業です。
三菱独特の狭角2ホールです。

只今洗浄中

テスト結果は3ミリセック時誤差2パーセント台。良好なセットです。(マッチド必要無いでしょう)
明日も作業します。


2009.4.15
こちらはBプログラム施工の3SGTサイドフィードインジェクターです。
V−パターンに問題はありませんね。

洗浄作業を行いました。洗浄は洗浄液の状態とピントルフィルターが命です。
しっかり管理していますから安心が備わるんですね。

洗浄前に比べて数パーセント改善したインジェクターも有りましたが、誤差は≒4%台の
インジェクターセットとなりました。データーシート添付していますからセッティングに生かせると思います。
ご依頼有難う御座いました。
○こちらはJB−DETのインジェクターセッティング前Aプログラム施工ご依頼です。
とっても綺麗なVパターンです。

吐出量誤差イニシャル3K時184CC3.5K時224CCと言う結果でした。
イニシャル3キロ時120PS対応3.5キロ時 145PS対応と言うデーターです。

少し考えてみましょう・・

Aプログラム、施工してよかったです。データー命です。


2009.4.9
本日は本田フィットのマッチドインジェクター施工を行いました。
今回の施工は走行距離が伸びているお車で、ASNUでの洗浄を希望され、更に他4本のインジェクターをご持参頂き、マッチドインジェクターの
製作もご依頼していただきました。

現車からインジェクターを取り外して洗浄前に一通りデーターを確認します。
驚く程安定していますね・・これが本田クォリティーでしょうか、昨今の低燃費車両のインジェクターの性能は
とても良いですね。
特に今回のフィットのインジェクターの霧化は・・霧です!これなら低燃費もうなずけるような気がします。
になってふわふわと浮き上がる程の霧です。これが低燃費に一役買うのでしょうね。
洗浄前は偏った霧でしたが洗浄後、このように綺麗になりました。ピントルキャップ部の汚れが酷かったのが偏りの原因でしょう。

洗浄前のインジェクターです。
洗浄後綺麗になりました(^^♪そして測定開始!

どれも殆ど2%台の精度です。

但し、使用中と持ち込みのセット違いは5パーセントの違いとなりました。
メーカーでのクォリティーコントロールの証でしょうか、結局マッチドインジェクターは元々高精度の為に必要ありませんでしたので
洗浄、測定で現車インジェクターを戻し、持ち込んだ4本も洗浄しておりましたので、測定洗浄済みインジェクターとして持ち帰って頂きました。
M様この度はご依頼誠に有難う御座いました。


2009.3.8
今日はBNR32のエンジンアイドル不良及び加速不安定(微妙な加速ムラが時々起こる・・)
と言う車両の入庫でしたがインジェクターの噴射誤差が多く、トラブルに関係が有る可能性が有ると
言う事でマッチドインジェクターを製作する事に決定しました。
インジェクターを慎重に洗浄します。
さて洗浄しても誤差が殆ど回復しないインジェクターです。
スタチックテストの結果、なんと1.2番インジェクターが噴射量520CCも有る・・??
これは洗浄前も同じだったので最初から噴射量の多いインジェクターだったのでしょう。
これはピントルを引き上げたままの(駆動停止)テスト結果です。こんな誤差は久しぶり。駆動した状態では
もっと誤差が出ています。

と言う事で新品インジェクターと合わせてテストを繰り返し、合計12本から全領域、スタチック全て誤差2パーセント
〜1パーセントと言う素晴らしいマッチドインジェクターの完成です。

これらセットになりました。ちなみに新品6本で日産部販から出たリペアパーツは誤差8%ありました。要注意です。
ピントルキャップが汚れていますのでフィルタ3個交換となりました。
○はじかれた残り6本を6ミリセックにてテストしてみました。
 この誤差・・同じ種類のインジェクターとは思えませんよね・・最大誤差14パーセントです。もはや
吐出量の違うインジェクターを使用しているような物です・・

長期に渡り不調が出ていた車両の調子が戻りますように・・結果報告を後で行って行きます。


2009.2.25
先日ご依頼有りました850CCインジェクターの施工を行いました。
サイドフィード850CCインジェクターはSR20によく使用されますが1ホール狭角となっていますのでSR20にはこれを
2ホールに変更する事でより安定した燃焼効率が得られるようです。
洗浄前にフィルターを取り付けます。

細心の注意で洗浄を行います。

洗浄後、安定したインジェクターです。≒3パーセント安定性の向上が見られました。

洗浄前のデーターです。

2ホール加工後、噴射状態を目視しています。問題ありませんね。このインジェクタは燃圧を上げても余り
霧化の促進はありませんので燃圧アップによる恩恵は吐出量の向上と言う事になります。

2ホール加工完了です、ご依頼有難う御座いました。詳しくは測定書を参照下さい。



2009.2.23
こちらは公表値850CCインジェクターの2ホール加工ご依頼です。

ストレートポート形状の850CCインジェクターはSR20エンジンに装着される事が多いのですが
より最適化することを考え2ホール化をお勧めしています。

誤差は5パーセント出ていました。洗浄による改善が見込まれますね。
施工を行いましたら又報告します。


2009.2.17
先日よりお預かりしていました800CC 720CCインジェクターの
洗浄作業を開始しました。
フィルターを取り付けて作業開始です。
洗浄作業は先洗浄液のカーボン及びチリが作業ミスに繋がりますのでフィルターを取り付け、洗浄液は都度
フィルターを通して綺麗にしています。

800CCインジェクターは洗浄での変化が現れましたが、大きな改善は見られませんでした。このデーターが本来の性能と言う事になります。
詳しいデーターは数値表に記載しています。無効噴射時間の気筒別マップで対処しなくてはいけませんね。
今回のデーターをご活用していただければ幸いです。

噴射角度は30度となっています。参考にしてください。

○こちらは720CCインジェクターです。
洗浄作業を開始しました。
結果、噴射パターンはより安定する方向へと改善されました。
詳しくは測定書に記載しています。ご確認下さい。
洗浄して思わぬ効果が現れました。
浸透圧が殆ど同一となっていました。噴射パターンは相変わらず揺れますが、洗浄前より改善しているようです。
施工前はこうでした。もしかしてインジェクターの向きが少しずれると変化するのかな?と色々とずらしてみましたが変化は有りませんでした。洗浄はVパターンにも有効だと言う事が判明しました。
梱包して完了です。ご依頼有難う御座いました。


2009.2.16
インジェクター容量を実測値で伝えた方が良いのか、公表値で伝えた方が良いのか悩む今日この頃です。(^_^;)

○こちらは昨日お預かり致しましたインジェクター一式です。
診断を行いましたので報告します。
こちらはサード800CCインジェクターです。
誤差が8パーセント有ります。
全噴射付近の誤差は殆どありません(要するに無効噴射時間の狂いと言う事になりますね)
洗浄による性能向上に期待しましょう。



○こちらは某720CCインジェクターです。
浸透圧に大きな違いが有ります・・
但し容量は誤差が殆どありませんね・要するにこれはこれで良しとしたインジェクターと言う事です。
ノズルに指を当ててぷシューと出すのと少しだけ指を当ててフワーと出した時の状態と言うと分かり安いと思います。
パターンの割れが激しいノズルです・・
ちなみに3ミリセック時の誤差は≒4パーセントでした。噴射パターンが割れているのにこの性能には驚きます。

上記2種類洗浄して改善されると良いですね。作業後報告します。


2009.1.19
○こちらは本日お預かりしましたミニカダンガンm様のサードインジェクター噴射パターン比較です。
右がサード純正噴射パターンで左が最適と思われる2ホールキャップです。3種類のキャップから選択しました。
計算通りには至りませんが純正パターンと比較すると同一角度になっていると思います・・・


2009.1.11
●こちらはM様のミニカダンガン純正 インジェクターの施工ご依頼です。
パターンは3ポートです。(5バルブエンジンを真面目に考えてます)
パターンは正常ですね。

只今洗浄中。

結果は洗浄前と洗浄後で同一データーとなりました。
ハイオクタンガソリンの清浄作用が上手く働いているのでしょうか?時々洗浄の変化が無い場合も有ります。
洗浄前後の変化が無い事も施工して始めて判明するものです。
このインジェクターの2番は≒5パーセントの誤差となっています。データーシートを添付していますので、燃焼効率を考え取り付け位置を模索するのがよいと思います。
マッチドインジェクターを製作するのが最善ですが、中〜高負荷域の性能は良好なので使用上トラブルは起こりません。

梱包して完成です。未だ企みがありますよね、連絡取りあいましょう!



2009.1.10
こちらは本日完成しましたAE111純正インジェクターです。
洗浄中。

結果は良好です。洗浄により正確な噴射量が得られました。データシート添付しています。
ご依頼有難う御座いました。
○こちらはGC8 Y様のインジェクターです。
洗浄しました。噴射量バランスは洗浄により2パーセント回復しました。(洗浄前は5%誤差インジェクターでした。)

今回は噴射パターンをVパターンに改造しました。 左が改造後 右が改造前です。

ポート長も計測し、この角度がマッチしていました。これでバルブにダイレクト噴射を可能にしました。フィール向上に
期待しましょう。(^^♪




2008.12.19
-----誤差のあるインジェクターに対する補正の実際----

Q1:ASNUで診断後、大きな誤差を指摘されたインジェクターはいったいどのような補正を掛ければよいか?

A:無効噴射時間気筒別補正が掛けられるコンピューターでは無効噴射時間の設定は有効に作用します。(特にアイドルの安定性は目を見張ります。)私の表現で単純に気筒別補正と言う言葉を使用していましたが、無効噴射時間の誤差とスタチック噴射(ピントルを引き上げたままの噴射量)2通りの誤差を評価し、設定が有効になるコンピューターではそれぞれのズレに対して有効な気筒別補正を掛けて行く事になります。
無効噴射時間の気筒別補正マップを持たないコンピューターの場合はこの2点を考慮し気筒別噴射量を設定します。

Q2:コンピュータセッティングは行わないのですが、大きな誤差を指摘された場合、どうすれば良いか?

A:自動車メーカーはインジェクター性能誤差を3パーセントとしてクォリティーコントロールを行っているようです。昨今はよりシビアになっている事でしょう。純正で採用されているインジェクターでそのエンジンに新車時から装着されているインジェクターの誤差は殆どが3パーセント台に入っています。
但し、走行距離、年数経過、異物体積等による誤差拡大による「汚れ」が稀に10パーセント台の誤差を引き起こします。この場合洗浄作業が大変有効になります。
洗浄しても改善されないインジェクターは不良品として考えるか、もう一対のインジェクターセットを用意して良品を組み合わせる「マッチドインジェクター」とする事が最良の判断です。
マッチドインジェクターは無効噴射時間、全噴射性能で誤差0〜2パーセント台の精度が確保されます。

疑問を感じた方はメールでご一報頂ければ私の分かる範囲でお答えします。


2008.12.24
先日から作業していましたT様のインジェクター洗浄、測定作業です。
噴射パターンは揺れが多いインジェクターです。(このメーカーの製品は噴射パターンが揺れますが正常のようです)


フィルターを取りつけて洗浄開始。

洗浄前と比較して少々良くなったのですが、余り良好には改善されませんでした。
汚れては居なかったと言う事ですね。この誤差は3ミリセック時の物です。誤差が≒8パーセント程あります。
詳細は測定用紙に記載しています。

全噴射の状態は誤差無し。無効噴射時間に問題があるということになりますね。
気筒別無効噴射時間の設定を有効活用してください。


2008.12.15
今日は680CCインジェクターの洗浄、点検を行いました。
今日は12本のインジェクターが洗浄により改善しましたが、本数が多いので割愛させて頂きました。
低抵抗 トップフィード680CCインジェクターです。洗浄風景です。フィルターを取り付けて作業しています。

噴射パターンはストレートです。パターンは良好です。

一本一本の3K時静的噴射量を測定しました。680CCから760CC迄
一定ではありませんでした。

番噴射誤差の多いインジェクターを比べています。基準を100CCとすると
95CC、98CC 108CCと大変大きく狂っている事がわかります。


これが全噴射でのデーターです・・・13パーセントの誤差です。これがインジェクターの実際です。
毎回動的噴射量のデーターも合わせて取っていますのでコンピューター側での設定で問題無く使用する事が出来るでしょう。
(純正で新車時から取り付けられているインジェクターがこれだけ狂っていることは余り考えられませんが中古で調達したインジェクターは
要注意です)

これらインジェクターのデーターを出きるだけオーナー様にお伝えしています。

又燃圧でそれだけ噴射パターンが変化するか、見てみました。左が燃圧3キロ時 右が燃圧3.5キロ時の噴射
パターンです。燃圧が高くなると広角となります。更に噴射量は3キロ時720CC 3.5キロ時800CCと言うデーターが取れました。



2008.12.10
こちらはB16BインジェクターASNU点検ご依頼です。
遠方よりご依頼のm様。ステイをご指名頂き有難う御座います。
先ずは洗浄前データーを把握します。
3ms 6ms 12ms スタチック(ピントル引き上げたままの噴射テスト)バランスをチェックします。

噴射パターンです。円錐状のパターンですね。少し左から3番目がストレート気味です。

気になるバランスです。3ms時≒5%の噴射誤差です。どのように改善されるでしょうか?

超音波洗浄中。

洗浄後噴射パターンです。3番のパターンが改善されていますね。
明日は噴射バランスを見てゆきます。
明日完成、発送予定です。

今回の施工では洗浄後の噴射バランス改善は有りませんでした。良くも悪くもデーターが残りますので施工の意味は見出せると思います。


2008.12.7
本日は本田ライフダンクのインジェクタークリーニング作業を行いました。
走行距離50000キロで燃費をより改善したいとの要望が有り、ASNU施工を希望されました。
噴射パターンはストレートです。少し割れ気味のパターンでしたが洗浄により大分改善されました。
洗浄前

洗浄後

結果です。
3ミリセックの噴射量誤差が6パーセント有ったところ、洗浄後は3%台に入りました。
アイドルの安定性と静粛性が確認された様子ですね。後は燃費改善の報告があることを願っております。


2008.11.29
今日は業者様からのご依頼で850ccインジェクターを2ホールSR20用に加工しました。
2ホール加工の意味は大きく存在します。霧化促進がパワーとトルクアップの近道です。

こちらがスタンダードパターンです。

改造後のパターンです。SR20エンジンのインテークポートへ噴射し、霧化を促進します。
FD3S用850CC(実際のテストでは880CCです)インジェクターはミキシングプレートにぶつけてロングポートで冷却効果=充填効率とミキシング効果を高めています。
このインジェクターの良い部分を2ホール加工で引き出してあげると高性能なSR20専用インジェクターとして使用出来ます。

噴射量のバランスも文句なしでした。測定表も添付します。

燃料圧力と噴射パターンの関係をテストしています。新型ピントルキャップは安定性が向上しましたね。

○こちらはSR20用550CCインジェクターです。
噴射パターン点検及びクリーニングご依頼です。

噴射量に誤差が見受けられます。3回の測定で同じ数値を確認しました。

洗浄後、大きく改善が見られました。


明日最終点検を行い、完成となります。

---ちょっと踏み込んだ話--
洗浄が必要だと判断できるインジェクターとは・・
噴射テストの3.6.12msにて数値が大きく変化してしまうインジェクターは不良品又は異物のつまりでピントルの動きが悪くなっている証拠です。
次にピントルを引き上げたままの噴射テストで噴射量が正常である事を確認します。
ピントルの動きを止めて最大噴射量が一定である事を確認する分けです。
一定である事が確認されれば、ピントルを作動させたときの噴射時間による噴射のアンバランスはピントルの動きが何らかの理由で悪いと判断できるのです。
その場合、洗浄すると数値が安定する場合が殆どです。
洗浄して改善したと言う事は汚れが有ったと言う証拠で今後の性能維持にも問題は無いと判断できます。


2008.11.27
こちらの測定はエンジン破損が起こったカスタム車両の整備依頼で原因追求が必要と判断されましたので
ASNUで診断させて頂きました。勿論今後のセッティングのためのインジェクター吐出量の診断も兼ねています。
一般整備もカスタム車両も基本が大切ですね。
診断プログラムです。5000回転3ミリセック・・無効噴射時間の影響が多くなります。

結果は驚く誤差・・何度もテストしましたが同じ結果です。洗浄を試みることにしました。12パーセントの誤差です。

洗浄後、大分改善されました。5パーセントの誤差に収まりました。

この後の6ミリセック、12ミリセックテストでは3パーセント台の誤差に収まりました。
ベストセッティングに期待してください。



今回の洗浄結果はとても良好でした。(3キロ時吐出量420CCです。)

2008.11.14
本日のASNU依頼はBCNR33K様です。
こちらはインジェクター噴射パターンの点検風景です。
シングルパターンです。(このインジェクターは2ホール加工非対応となっています)
良好なパターンですね。公証値600CCですが実測では多目のインジェクターなのでした。

結果は低負荷領域にて大きな誤差がありました。誤差9パーセント

洗浄後のデーターは大きく改善が見られましたがやはり誤差は多いインジェクターセットです。
誤差7パーセントでで左より4番と6番インジェクターに大きな改善が見られました。
この場合、コンピューターデーターを操作しながら実車にあわせて行く方法が現時点でのベストとなります。

洗浄中です。

こちらが全噴射でのデーターです。左から6番目のインジェクターが5パーセント噴射量が多いのが分かりますね。
この6番のインジェクターはRB26ノーマルサージタンクの場合、特に6番シリンダーに空気が多く入りますので6番にセットする事で対処しました。
このように[考える]事もカスタムには重要となります。

セッティング開始!です。ご依頼有難う御座いました。

2008.10.18
さてAE91の続編です。
余りにも大きい誤差に急遽中古インジェクターを調達し、8本のインジェクターを洗浄し、
マッチングを取って行きました。
一本一本違う噴射量です・・・汗
残り2本を入れてテストを行い、中から良好な4本を抜き出しました。マッチング作業はよほどの事が無い限り追加一台分のインジェクターで成功します。

結果は3MS 6MS 12MS 全てのテストにおいて2パーセント台の精度になりました。
マッチドインジェクタ完成です。

精度の高いインジェクター4本にナンバリングして

梱包して完了です。オーリング、インシュレーションゴムも交換となりました。
ご依頼有難う御座いました。


2008.10.15
今日はAE91 5A エンジンの施工です。
このエンジンはハイメカツインカムとなっていまして、噴射パターンは2ホールです。
噴射パターンは良好ですね。

噴射バランスチェックです。これは・・・10パーセント誤差となっています。NGですね。

洗浄したのですが、思ったほどよくならず、誤差の幅が広くなる結果にもなりました。

よってこのケースの場合、インジェクターを数本用意してのマッチド作業になりました。
後日結果報告致します。


2008.9.29
本日は遠方からASNU施工ご依頼がありました。
しっかり作業させていただきましたが、画像が破損しており欲しい画像が残っておりませんでしたm(__)m
活字で報告します。詳細は同包した報告書を参照してください。

噴射パターンはストレートです。ばらつきが多いです。
洗浄後は大分改善され、NGは有りません。
●インジェクター漏れ点検良好
●吐出バランスNG(6パーセント誤差)
●メカニカルトラブルピントルキャップ破損

噴射バランスはこのように大きくずれていました。

洗浄に入ります。ミディアムにて2回、洗浄を行いました。勿論、ステイオリジナルピントルフィルターを取り付けています。(^^♪
結果
●噴射バランスは洗浄により大分改善されました。その中で一番3〜12ミリセック作動の平均値の良い4本をマッチングさせました。
4気筒に流用と伺っておりますので現状最高の状態でセッティグ出来るでしょう。
●噴射パターンも改善されています。
ピントルキャップ、フィルターバスケットを指示通り全数交換しました。

出来上がりです。ご依頼有難う御座いました。ASNUを通じたお付き合い有難う御座いました。


2008.9.10
今日はご依頼のありましたSR20850CCインジェクターキットの1ホールインジェクターを2ホールに加工する作業です。
先ずは下の噴射パターンを見てください。
これはSR20純正4ホールインジェクターの噴射パターンです。
積極的にポートに送り込むパターンで、ポート壁面付着を抑えた構造になっています。

こちらが今回持ち込まれた850CCインジェクターで定番となっています物です。こちらのインジェクターは1ホールで4バルブエンジンのインテークポート中心の壁面にぶつけて霧化させる形状のヘッドに使用するパターンとなります。SR20DE(T)エンジンはこのタイプではなく、直接インテークバルブに噴射するパターンのヘッド形状となっているので、2ポート加工による最適化を行うと燃費とトルクアップに期待できます。

先ずは入庫状況をチェックし、洗浄を行いピントルキャップを2ホールキャップに交換します。

これが加工前後です。洗浄で綺麗に又2ホール加工にて最適化されました。※2ホールキャップは新型となりました。より正確な2ホール噴射になりました。
●そして噴射テストです。
綺麗な2ホール、インジェクターも優秀です。(^_^)v補正なしにてセッティング出来ますし、安心感も増しますね。

洗浄以前も中々バランスの良い状態でしたが、洗浄により1パーセント台の精度が確保されました。(12ms時のデーターです)
ご依頼ありがとうございました。


2008.8.6
今日はrb26純正インジェクターの洗浄前、洗浄後の大きな改善が見られたので報告します。
洗浄前の状態です。左から2番目のインジェクターが怠けていますね。この誤差はおよそ9パーセントにもなります。
アイドルが主なズレでこの後の6ミリセック時(中負荷)のデーターも誤差が目立ちました。

そこで超音波洗浄を行います。効果が現れそうな予感・・・


洗浄して驚く改善が!3ミリセック時のデーターは殆ど誤差3%台に入りました。

その後の6ミリセック、12ミリセック時のデーターは誤差2%台と満足の行く結果になりました。汚れが多いインジェクターは
洗浄で新品時の状態に戻ります。
マーキングして完了です。フィルターバスケットが大きく汚れているインジェクターは詰まりが起こっているケースが多いです。このインジェクターは汚れが多く、交換になりました。
これでセッティング作業に安心感と性能の向上が約束されました。

〇こちらはsr20専用インジェクターとして性能の良い850ccインジェクターを2ホールに加工しました。



2008.7.21
今日は遠方からのASNU施工ご依頼、低抵抗800CCインジェクターの性能テストを行いました。
先ずは現状の性能をテストしました。
1mmssec
3mmsec
6mmsec
12mmsec
どれを見ても4パーセント台の精度が有りました。
全く問題は有りませんでしたが、洗浄して如何変化するのか?非常に重要です。

洗浄中です。
洗浄作業により、より安定性が向上し、3パーセント台の精度になりました。
スタチック(ピントル引き上げたままの状態でも殆ど変化の無い性能でしたのでv−proでの気筒別補正を有効に活用できるかと思います。

噴射パターンも良好、結果は良好なインジェクターです。
今回の診断を有効活用して頂けることを期待します。ご依頼有難う御座いました。


2008.6.27
今回のASNU施工はサイドフィードインジェクターでSR20に最も適すと判断できる850CCインジェクターです。
先ずは施工前の状態です。
全体の汚れ具合から結構ずれていそうだな・・と。先入観で決め付けてはいけないと分かってはいるのですが・・
施工前

先ずは診断です。ありのままの性能を数回テストします。これはずれています。危険領域ですね。
3ミリセック時の診断結果に唖然  左から100CC 93CC 90CC 97CC このズレは本当なんです。爆

そして超音波洗浄2回。はっきり効果が現れました。101CC98CC96CC98CC
上のテストは5000回転3ミリセック時のテストです。
主に中負荷〜全噴射のテストです。クリーニングにより殆ど誤差がありません。これなら安心してセッティングに望む事が出来るでしょう!

5000回転6ミリセックのデーターです。非常に安定していますね。

インジェクター性能が良好になり安心しました。2ホール化を施し、完成です。
噴射状況をテストして全工程完了です。ご依頼ありがとうございました。


2008.6.4
一見なんとも無いように見えたコペン オプティーのインジェクターの噴射パターンですが・・・
一般整備の再発防止作業でのワンショットです・・・
しかしこの後の性能テストで驚く結果が・・
そのときの動画です。
このインジエクターの左側は吐出量が非常に多くなり、他2本は少なくなり・・いったい何が起こったのでしょう??
原因はこれでしょう。添加剤か?この液体が何かは調査中です。
燃料デリバリーパイプから出てきた液体です。

このオイル状の液体がインジェクターの正常な作動を阻害していたのでしょう。
燃料タンクも要点検です。一般整備も故障診断が大切と言う症例です。
洗浄後綺麗に280CCを吐出するインジェクターに蘇りました。

こちらはJZX100800CCインジェクターの診断クリーニング風景です。
より信頼性を向上させるためにピントルにフィルターを取り付けて洗浄を行うようにしています。
理論立てて考えた末のクォリティー向上策です。
万が一のカーボンのピントル部への進入防止と万が一のゴミの進入を防止する画期的防止策です。

3ミリSEC時の性能が一番ばらついておりましたが洗浄後、見事に3パーセント代に入りました。
ご依頼ありがとうございました。



2008.5.21
こちらはデンソートップフィード低抵抗インジェクターです。
コンピューターセッティング前のコンディションチェックを行いました。
意外に誤差が少なく良好な状態でした。(良い場合もあり、悪い場合も有り・・インジェクターは診断しないとその精度は
残念ながら確認する事が出来ません。)
噴射パターンは良好でした。

診断結果は≒3パーセントの誤差がありました。純正インジェクターの精度には収まっていたようです。

そして超音波洗浄を行いました。右の画像はインジェクターの噴射量の測定です。この数値の4倍が3キロ時の噴射量(インジェクタ噴射量公称値となります)このインジェクタは560CCと言う事になります。

結果は見事1パーセント台の精度になりました。セッティングデーターとしての気筒別補正係数は0で行えますね。


2008.4.29
今日はAE86のIJを施工しました。
走行距離は不明となっていますこの車両は遠く京都から遥々ステイに到着しました。走行してみて
いつものノーマル86よりちょっとトルクが足りないな・・アクセルレスポンスも重いかな?
と言う状態です。車自体エンジンルームも非常に綺麗なので距離が余り伸びている様子も無く、余りクリーニングの効果がないだろうなと・・
先ずは霧化点検。これは久しぶりに狂ってますね。この場合適正なのは右端と左から2番目ですね。

テスト結果は驚くことに10パーセントもの狂いです。これならアイドル不安定他の不調が有ったにちがいない!

クリーニングを2回行ったのですが、きっちりとは揃わないので在庫の2本を追加してマッチドIJを作ります。

数本からマッチングが取れましたので後は2ホール加工をします。

角度他を吟味しています。2ホール加工でバルブ傘に直接噴射して無化を促進させます。
結局は左端のキャップを選択し、車両に取り付けいざ
テスト走行・・
アイドルの安定性も向上しました。
とてもトルクフルでエンジンの高回転での振動騒音も軽減されました(本当です)
これなら文句無く調子の良い86です。(^.^)元々調子が良かったのでルンルン気分ですね!


2008.4.26
今日はSR20に対応する850CCインジェクターの測定、洗浄、2ホール加工を行いました。
洗浄前も十分な安定性がありました850CCインジェクターでした。

ストレートパターンです。Vパターンにすることで良好なフィールを手中にすることが出来ます。

クリーニング中です。

Vパターンに変更しました。

これが専用2ホールキャップになります。

安定性はばっちり!誤差1パーセント代に入っています。
セッティング作業に威力を発揮します。ご依頼有難う御座いました。


2008.4.24
先日持ち込んでいただいたAE86インジェクターです。
今日はマッチングを取りました。
ずべてのインジェクターを測定し、一番近い物で組み合わせてゆきます。


このように誤差2パーセント台に入れることに成功しました。(2台分共2パーセントの誤差になりました)


〇最後に2ホールピントルキャップを取り付けて完了です。
ダイナミックマッチドインジェクター2ホールカスタムijの完成です。(名前が長いですかね・・・次回からマッチドIJと改名します汗)ご依頼ありがとうございました。


2008.4.21
今日大量のインジェクターを持ち込み頂きましたY様、ご依頼有難う御座いました笑
さて早速本日から作業を開始しましたが、本数が半端ではありませんので、少々時間を頂く事になりそうです。
先ずはマーキングしていたインジェクターの測定をしてみました。
この4本がマーキングしていたインジェクターの特性です。
右端の噴射パターンが乱れていました。

診断結果です。左から95 100 99 96と思った通りばらばらでした。5パーセントの誤差ですね。NGです。
さて洗浄開始ですが、ここから持ち込んだ全てのIJを洗浄して行きます。

本日洗浄が終了しました。休日明けからマッチングを取って行きます。Y様お楽しみに!


2008.4.18
今日はSR20720CCインジェクターの測定、洗浄を行いました。
ユーザーの希望により、現在装着しているインジェクター4本に加え、2本追加持込にてダイナミックマッチドインジェクターを製作しました。

先ずは測定です。左端から持ち込み1 1234 持ち込み2と言う順序で計測開始しました。
かなりバラバラでした。実際には左から2.番目〜5番目迄のインジェクターがエンジンに装着されていましたので3番シリンダーのインジェクターが一番吐出量の少ない物と比較すると≒6パーセントの誤差となっていました。空燃比で言うと3番シリンダーだけが高負荷域で10.6の適正値が9台にまで濃くなっていたと言うことになります。

洗浄開始です。10分ミディアムにて洗浄します。

洗浄終了後、性能が安定しました。但し左から4番目のインジェクターは変化が有りません・・

そこで3MS、6MS、12MSとデーターを取りながら決定したインジェクターセットはこの4本です。
オートマチックモードにてアイドル〜10000回転迄の評価を行いまして、殆ど誤差の無いマッチングを実現しました。
ダイナミックマッチドインジェクターの完成です。これで安心してセッティングに望めます。
ご依頼有難う御座いました。


2008.4.10
今日はセッティングご依頼がありましたGC8のASNU施工を行いました。
噴射パターンはVパターン、4ホールインジェクターです。SR20と同等の噴射パターンです。
洗浄前は3msテストデーターで4パーセントの誤差がありました。
噴射パターン、リーク、抵抗他点検してクリーニング作業へと・・

クリーニング作業です。専用洗浄液の状態は特に気を使い、何時もクリーンに保ち施工しています。非常に重要な項目です。
洗浄、点検を行いました。誤差4パーセント台の性能が2パーセント台に改善されました。ご依頼有難う御座いました。(このデーターをセッティングに生かします)


2008.4.9
fc3sの大容量インジェクターの噴射パターンはストレート形状が基本となっています。
中央のvパターンが取り付けられていた車両のインジェクターはストレートパターンのインジェクターに交換する方法が一番良いとの結論で作業を開始しました。



〇先ずは用意した4本のインジェクターより一番性能の近い物をチョイスします。以前にもお話した事がありますが、720ccインジェクターの性能のばらつきは相当の物です。
以下の6本・・皆同じ品番のインジェクターです・・10パーセントの誤差は普通です。720ccインジェクターは要注意です。
このインジェクターから一番性能の近い2本2組を選択します。

このように白丸をプライマリ 赤丸をセカンダリに組み込みます。そして低抵抗インジェクターには電源配線を4本新設し、レジスターを取り付け、対応します。

このような作業もアズニューなら現実になります。


2008.4.7
今日は先日から入庫していますS14インジェクターのアズニュー施工紹介です。
デンソー850CCインジェクターです。このインジェクターは専用カラーを使用しSR20に取り付ける物で、FD3Sの純正に使用されている物と同一と考えて結構です。
但し、そのスプレーパターンはストレート形状となっており、ローターリーエンジンのミキシングプレートに向かって吹きつける専用品となっています。
そこで大変性能の良い850CCインジェクターを2ホールに改良します。

850CCインジェクターこれからasnu施工します。

先ずは施工前点検です。噴射パターンはストレートですね。

各データーをサンプリングし、洗浄に入ります。
洗浄前の誤差は4パーセントありまして、洗浄後は2パーセントで落ち着きました。

早速2ホールに改造します。


このスプレーパターンでsr20のバルブ傘にヒットさせます。これでよりトルクフルな特性に成ってくれる筈です。
このように2ホール加工も出来るインジェクターが存在します。

続いて2台目はy様のfc3sです。
今回パワーアップの為のインジェクター大容量化計画にASNUが活躍します。
800CC高抵抗(紫)720CC低抵抗・・低抵抗でした。これはレジスターが必要になりますね。
更に、無効噴射の違いが顕著に現れています。無効噴射時間の実際をここで紹介しますね。
無効噴射時間とは:インジェクターのピントルが通電開始後、動く迄の時間を通電時間から引いた物で、その値は0.6ms〜2ms迄様々です。
大体アイドル時の噴射時間が1.5〜2ミリセックとなりますのでその間の無効噴射時間は驚くほど影響があると言う事になり、逆に噴射時間が長くなるにつれて
無効噴射時間の影響が少なくなってきます。

以下に無効噴射時間の違いによる貴重な動画をアップします。中央2本が無効噴射時間の長いインジェクター左右のインジェクターは無効時間の一般的な物です。(詳細データーは割愛させていただきます。)殆ど同じ吐出量のインジェクターでも大変大きな差となって現れます。

噴射時間6m/sでテストここまで噴射時間が長いと余り差が現れませんね。
噴射時間3m/sでテストさてここまで短いと大変な誤差となって現れます。これが無効噴射時間の実際です。この値をしっかりと把握してセッティングに望まなくてはいけませんね。



2008.3.12
ASNU施工です。
1JZGTEのインジェクターは4ホールで大変霧化の良いものとなっています。気になる性能ですが、危機的な状況にはありませんでした。
4%台の性能でした。
良いパターンです。
点検結果は以下の通りです。
97 101 100 97 98 98
洗浄開始
ミディアム洗浄にて洗浄を開始しました。
100 101 101 100 100 100
特に一番インジェクターの回復が際立ちました。1パーセント台に回復しました。尚、テスト結果はオートモード(アイドルから10000回転迄の総合評価)での評価となっています。
ご依頼有難う御座いました。



2008.3.10
今日はボッシュ製トップフィードインジェクターのasnu施工前後の動画を用意しました。
m様のBMW M3B です。

施工前(AVI)はオーナー様にも同席してもらい、噴射状態を確認していただきました。オーナー様は絶句していました。一箇所だけ何時もプラグがくすぶっていたそうでこの結果を見ると納得しますね。≒15パーセントもの狂いが生じています。
超音波洗浄。洗浄液が特殊で、強力に汚れを落としてゆきます。
施工後(AVI)さて超音波洗浄にてどこまで改善するか?同じ診断プログラムでチェックしました。見事3パーセント台の誤差に収まりました。4番のインジェクターの噴射量が多くなってしまった理由としてはピントルの動きが汚れにより渋くなり、パルス動作に対しての追従が遅れて増量してしまった物と推測できます。インジェクターを駆動しないスタチックテストで誤差が殆ど無い事で判断できます。
この事例は非常に分かりやすいインジェクターの不具合改善の症例でしたので紹介させていただきました。M様、良かったですね!サーキットで更なるタイムアップ、出来るでしょう!

2008.3.2
ルノーインジェクター洗浄前画像をオーナー様より頂戴致しました。Y様ご協力有難う御座いました。m(__)m


2008.2.18
ルノー(型式後で報告します)のインジェクター点検開始です。
オーナー様が是非作業風景を見たいとの事で、取り外しから診断迄一緒に行いました。
インジェクターの取り外しは比較的簡単な部類でした。
さて、点検開始!

噴射パターンはストレートです。エンジンのポート形状を是非見てみたいものです。2ホール加工に興味津々のオーナー様でした。(^。^)
ではテスト結果です。
テストした結果、一番シリンダーのインジェクターが4パーセント少ないと言う結果になりました。(画像無くてすみません。オーナー様は写真に撮っていました)この状態はフィードバックから学習され、残り3本のインジェクターが濃い状態となりますね。
一番インジェクターの吐出量が4パーセント低い値でした。(オーナー様写真提供有難う御座いました(^.^))
洗浄結果は下の通り。1番インジェクターが2パーセント台に改善しました。
改善されました。これでより安定した走行に期待出来ますね。




○こちらはeR34スカイラインのインジェクターです。セッティング前の点検です。
良否判断にASNUは最適ですね。
取り外したインジェクターです。

こちらが超音波洗浄後です。綺麗になりましたね。

さて噴射パターンは4ホールVパターンです。綺麗な霧化でした。uj製です。

噴射量は3パーセント台の精度がありました。洗浄後も殆ど変化が有りませんでしたが、測定と洗浄後の安定したデーターが得られました。安心してセッティングに望めます。



2008.2.14
今日はご依頼のFD3Sを点検しました。
FD3Sのプライマリ側とセカンダリ側のインジェクターは霧化特性が全く異なりますので流用する場合は性質を良く理解して流用しなくてはいけませんね。
外側がプライマリ側、中央がセカンダリ側です。


セカンダリの状態は良好でした。
オートモーで≒1パーセントの誤差です。問題無し。これも洗浄の対象とします。

プライマリ側の特性を点検しました。

大きく異なっています・・以前良品と思われるインジェクターを取り付けた(asnuはまだ導入する前でした)車両でしたが、実際ここまで狂っているとは・・・この時点ですでに4パーセント以上の誤差がありました。
そこで在庫にあります、良品のインジェクターを組み合わせて使用することにします。

合計5本から良いものを2本選択します。

洗浄開始。全ては新品状態に近付けます。

洗浄後、プライマリインジェクターの特性を選択し、セカンダリインジェクターは洗浄後、誤差がより少なくなり、結果オートモード、他モード殆ど誤差が出なくなりました。
とても良好です。(写真のテスト風景は最初にセカンダリ測定後、プライマリと2回に分けて100ccまでの吐出量をデューティー比25/75 5000回転の条件で比べたものです。)
これで安心と的確なセッティングが出来ますね!



2008.2.8
三菱ランサーエボ8のノーマルインジェクターの性能です。
洗浄前の噴射パターンです。良好なvパターンです。3番インジェクターの角度が少し広角になっていますが、これは
ピントルキャップの固体差なので問題ないです。


80 78 83 80

洗浄を行います。
超音波洗浄は一般的なクリーニングより細部を綺麗にしてくれます。

綺麗になったインジェクターをアズニューにセットしました。

81 81 84 82洗浄前より平均してよくなりました。3番インジェクターの公差が多いです。560ccと言う容量がそのクォリティーを難しくさせているのかもしれませんね・・・
インジェクターの点検からマッチング迄アズニューにお任せください。



2008.2.4

本日は先日お預かりしておりましたポルシェ944のインジェクターの超音波洗浄と測定を行いました。
ピントルキャップを取り外すと多量のカーボンが付着していました。ここの汚れはクリーナーが入り込めない部分なので取り外しての洗浄以外綺麗にする方法は有りません。

超音波洗浄開始

洗浄後の噴射パターン確認風景です。(勿論洗浄後のピントルは新品同様です)
パターンも真っ直ぐに成り、良好です。
噴射誤差は洗浄前と殆ど変化がありませんでした(元が良かったですね!)が噴射パターンの改善には目を見張る物がありました。
後はピントルキャップ他パーツが届き次第完了となります。
交換部品です。

テスト完了。梱包してパーツが届くのを待っています



2007.12.24
今日は3SGVVTiエンジンに使用されているインジェクターの特性をテストしました。
最高のVパターンですね。これを他NAエンジンに使用したい!そう思えるインZェクターです。高抵抗トップフィードインジェクターです。

98 101 100 96 洗浄前のPデーターです。

洗浄開始です。洗浄で驚くほど改善するインジェクターも有りますが、基本は新品時に持っている性能に戻る作業と言う事になります。

洗浄により安定した性能になりましたが2番インジェクターの誤差が5
パーセントで安定しました。スタチック(静的噴射量)での噴射量は同じですが、動的噴射量ではこのような誤差が明確になってきます。111 115 110 111 「2番」インジェクターに補正が必要と言う事が判明しました。今回のカスタム作業はHKS V−PROを使用しますので気筒別補正を使用します。
完成です。

●こちらはダイナミックマッチドインジェクター製作作業風景です。12本の中から選りすぐった6本を選択します。こんな作業もASNUなら的確です。



2007.12.19

今日はカスタムインジェクター280ccの特性を把握しました。こちらのインジェクターはこれから4AGエンジンカスタムを行う車両の物で、特性を把握し、不具合が有れば特性を良い方向に持ってゆければと言う作業です。さて、誤差はどのくらい有るのでしょう・・・

測定結果は・・やはり誤差が多いです。
95 99 95 100 これは後にクリーニングを行っても殆ど変化が有りませんでした(殆ど新品ですから当たり前ですね・・)
V−PROは今回シーケンシャル制御に変更しますから、このインジェクターに合わせ、気筒別補正を掛けて行きます。

●こちらはFD3Sインジェクターのダイナミックマッチドインジェクター製作風景です。今回8本のダイナミックマッチドインジェクターの製作を依頼されまして、洗浄〜測定、マッチングと
作業を行いました。

●測定の結果、極端に噴射量の違うインジェクターが混ざっており、クリーニングを2回行い一本は正常、一本は変化無しと言う事で作業は完了しました。
2本一対となりますので3セット分は誤差0パーセントで残り1セットは誤差数パーセントとなりました。測定書が添付されますのでセッティングの際には有効活用できる筈です。

只今洗浄中。ピントルキャップが汚れていたインジェクターはやはり微妙なズレが生じていました。洗浄で良好になりましたこの後ガソリン洗浄を行い、測定開始です。8本からのマッチング作業は大変効果的でした。



2007.12.17
今日は某インジェクターの特性を把握しました。(オーナー様ご依頼によるASNU施工です)
オートモードでの噴射量のテストです。オートモードとはアイドル〜10000回転迄の噴射時間を数種類組み合わせて自動的に診断するもので、大まかなインジェクターのバランス、良否判断に使用します。
良好です。

がしかし、・・これ見て下さい。10000回転固定テストでの噴射量の誤差・・何と9パーセント程の誤差とそれぞれのアンバランスが顕著に出てしまいました。
95100 95 91 96 93・・・・絶句。(但しここまでの高回転は使用しないので無謀なテストかもしれません)

●洗浄の結果です。かなりよくなりました。
98 100 100 94 98 97 10000回転3ms。4番に補正が必要ですね・・

●最後にアイドル600回転3msでのデーターも取りました。
やはり4番と6番インジェクターの吐出量の誤差が出ました。このインジェクターの補正を考えますとアイドル付近の4番インジェクターと6番インジェクターに補正係数4〜6パーセントの増量補正を行えば理想となります。
強く言いたい事は、このようなアンバランスはカスタムインジェクターには良くありがちと言う事で、決して不良では無いと言う事です。このアンバランスを逆手に取ったり、又セッティングで上手く合わせていたチューナーが居るからトラブル無くカスタム出来ています。これからはASNUでよりマージンを引き上げたセッティングを提供できると思います。ご期待下さい。



2007.12.16

今日はFD3Sのセカンダリ側のインジェクターを点検しました。
FD3Sセカンダリ側の噴射パターンです。セカンダリ側はストレート噴射になっています。このインジェクターを流用する場合は特に注意が必要です。噴射パターンはエンジンに適した物を選択しましょう。
ストレートパターンです。

噴射誤差が殆どありません。今回の測定したFD3Sはクォリティーの高いインジェクター精度が有りました。これで安心が備わりました。



2007.12.14
今日のアズニューはFD3Sプライマリ側インジェクターの点検及びクリーニングです。
ローターリーエンジンのインジェクターは吹き返しによる汚れと特にセカンダリーインジェクターは中負荷以降より噴射となっており、ガソリンでの自己洗浄作用が通常のエンジンより少ないデメリットが有ります。しかしロータリーエンジンは点火系統、燃料系統(燃料温度補正も取り入れる細かさです)には大変神経質なエンジンですからメーカーでもクォリティーコントロールを行っている事が推測できます。要するにインジェクターのマッチングを行っていると言う事です。

とはいっても・・・

テストする事が一番安心できますね。アズニューでテストしました。
噴射パターンが少し良くありませんがリークも無く良好でした。(良かったです)
ロータリーエンジン(レネシス除く)の場合、無化が良ければミキシングプレートによりポートにガソリンが絶えず残留しているので噴射パターンの細かな不具合は余り問題にはならないでしょう。余談ですが、セカンダリインジェクターではポート上からの噴射になりますから噴射パターンが違います。

噴射量・・これは素晴らしいですね。誤差2パーセント台です。やはりマッチングが取れていました。

●さて洗浄です。
噴射パターンが少し回復しているようです。洗浄後は全てにおいて良好な結果になりました。これで安心が備わりました。

点検クリーニング済みインジェクターは安心と信頼が備わりました。これからのセッティング作業にも有効です。



2007.12.12
今日はショップに戻ってからこんなテストを行いました。
ワンホールインジェクターの2ホール加工です。
左から2番目のインジェクターがオリジナルです。
これら2ホールキャップでポートのインテークバルブ傘に直接噴射し、霧化させる方法でトルクとパワーを向上させる事が可能となります。
2ホールインジェクターはインテークポートのポート研磨用、左から2番目はノーマルと同形状のポート用です。その他のスプレーパターンは角度以外静止画では分かりにくいですが霧化に特徴があります。
こんな加工も出来ます。今取り組んでいるのがSR20に最適な550PS対応大容量2ホールインジェクターの製作です。近いうちにお見せできると思います。


2007.12.11

今日の研究はトヨタラウム5Eエンジンの過走行車(11万キロ)の低速域のパワー不足とノッキング発生とインジェクターの因果関係を点検することにしました。

●やっと着手しました。半年前に同じ理由でニューテックNC900を施工しました。トルク向上とノッキングの緩和に威力が有りました。
しかし、未だ軽いノッキング(カリカリ音)が止まりませんでした。
コンプレッションも問題無し。プラグ、プラグコードの交換も行いました。一通りの点検を行いましたが、新車時のパワーは何処へ・・・
今回アズニューを導入してシイジェクターの点検が出来るようになりました。

いよいよインジェクターを取り外しての点検です。

●先ずはデューティー50・50にて動的全噴射量を点検します。一番左が3パーセント多くなっていますが、まずは誤差範囲に入っていました。
@103A101B100C100

色々なテストを繰り返しましたが、この車で今一番不具合が出ている部分をクローズアップする事にしました。
2500回転付近で6msの時の噴射ムラを診断しました。

これは酷い・・・・・・・@101A95B95C97
これだったらパワーも無くなりますよね。誤差最大6パーセントです。しかも純正のクローズドループ領域に絡んできますから、尚更予測できないアンバランスになるでしょう。

早速洗浄作業開始です。10分の洗浄による効果は下の通り。

2500回転、6msでの噴射量の誤差が洗浄前に比べて格段に良くなっています。但し、2番IJは残念な事に余りよくなりません・・数回クリーニングを繰り返したのですが、変化ありませんでした。このインジェクターはいわゆるはずれだったのでしょうね。
@100A95B99C100

さて、早速走行テストです。

驚きました。

@アイドルのブルつきが全くありません。新車同様です。
A空吹かしが軽くなりました。
B走行してビックリ!今までオーバードライブ切って走りたくなっていたトルク不足が嘘のように良くなり、オーバードライブスイッチを切る必要が無くなりました。
又キックダウン直後のガクッと落ち込むパワー不足も有りません。
Cあれほど消えなかったノッキングが見事に消えました。
インジェクターの汚れはかなりお車の健康状態を損ねてしまうのが私も体感しました。

あの2番のインジェクターを良品に交換すれば・・より良いフィールになる事うけあいです。


2007.12.10
ステイで色々と分かってきた事を紹介して行きたいと思いますが、先ずは第一弾としてSR系の大容量インジェクターでどれが一番適切なのか?を研究しています。
パワーとアイドル性能の両立を狙った場合一番適切だと思われる噴射パターンと安定性を考え紹介してゆきます。ご期待下さい。多分見解はASNUショップでは同意見となりそうです。


2007.12.9
今日は大容量インジェクターの霧化のテストを行いました。これは不具合こそ無いものの、良い方法のカスタムとしては疑問が沸いてきます。インジェクターメーカーの良し悪しもステイでは明確になりつつあります。トラブルに成ることは無いにしろ、折角インジェクターを交換するのなら良い商品に越したことはありませんね。このインジェクターの噴射パターンを見て下さい。某メーカー製インジェクターの不安定な噴射パターン

ちなみに同IJメーカーの純正インジェクターは霧化ばっちりなので、大容量化によるメーカサイドの妥協だという事になりますね。


2007.12.7
ASNU導入から集中してインジェクターを研究しました。まだまだ知りたい事が沢山ありますがそれは日々研究してゆくと言う事で、こちらは私の趣味も含め終わる事無く取り組んで行きたいと思っています。
先ずは皆様へのサービスとして一部提供出来る技術が備わりましたのでそろそろASNUクォリティーの提供を開始したいと思います。施工料金が確定しましたら報告致します。

サービス内容
@インジェクター計測サービス  (噴射量の測定で主に流用インジェクターの流量、抵抗値、噴射パターンを知りたいと言う場合のサービスです。又中古インジェクター使用時のトラブル防止に役経ちます。)

Aインジェクタークリーニング、 (使用中または中古インジェクターの性能を検査し、クリーニングサービスを行います。別途オイルシール、フィルター等の部品代が発生する場合があります。又、数本のIJから選定によるダイナミックマッチング作業も可能です。)

Bエンジンに応じた噴射パターンの変更サービス(別途1000円程の部品代が発生します。)


以上3サービスを展開しますので価格帯を含め楽しみにお待ち下さい。



2007.12.6
昨日から新品インジェクターをクリーニングの最高パワーで数十回繰り返したインジェクターを点検しましたがトラブルは出ませんでした・・安全だという事の証明ですね。明日もやろうか・・余りくどすぎるとインジェクタに三行半叩かれそうなのでこの辺で破壊テストは終了です。(爆)

今日もクリーニングの技術を向上させました。以下はS15純正インジェクターの38000キロ走行のインジェクターです。日産SRのインジェクターは噴射パターン悪くないですね。
確かに割れが出ている場合もありますが、他のトップフィードと比べれば優等生です・。
ある程度はパターンの割れが出ています。又左から一番と右端のインジェクターのVパターンが内側に曲がっていますね・・??

上の赤丸の部分が大分良く成っています。これが洗浄後のパターンですが、燃圧が低すぎたので荒く見えています・・燃圧が同じならよりパターンの角度が安定したVパターンに変わっています。

○これが洗浄前 動的噴射テストの結果でした。4パーセント程度の誤差があります。
96 100 98 99CC

適切な洗浄後 99 100 101 100 洗浄調整後の噴射量のアンバランスは2パーセント以下になりました。ASNUはアンバランスをこんなに適正値に持ってゆきます。
アズニューで精度の高いインジェクターを提供して行きます。



2007.12.5
今日の研究
そろそろ仕事しろと怒られそうですが・・(汗)
もう少しでAZNU施工に答えが出ます。

今日は同形式新品インジェクターと過走行車両のインジェクターの性能を比較しました。

新品インジェクターを洗浄前、洗浄後で比較テストしています。新品は洗浄しても全く変化が現れ無い事は明確になりました。

☆比較対象
s15ターボインジェクター  走行距離 140000キロ
S15ターボ新品インジェクター  

先ずは140000キロを走破したインジェクターの静的容量を測定しました。
イニシャル3キロ時 吐出量468cc
新品インジェクター イニシャル3K時457cc

上記の場合、4本共殆ど同じ量の磨耗増量(誤差3%以下)が発生している事も付け加えておきます。

上記の事柄から中古インジェクターは走行距離に応じて吐出量が少しずつ増えて来る事が分かりました。(多分極小の磨耗でしょう)
-----皆様の為に忠告します------  
★中古インジェクターをネット等で購入したいオーナー様は是非同じ車両から外したインジェクターかどうか、確認して購入してくださいね。

★s15のインジェクターをRB256気筒エンジンに流用する事は多いと思いますが特に注意が必要です。
中古インジェクターでのトラブルが水面下で報告されているのも納得できるのではないでしょうか。 走行距離不明、または同じエンジンから外したのか??不明の際は点検が無難です。
ちなみに動的吐出量の測定ではおよそ6パーセントの違となって現れています。
(現状確認は超音波クリーニングも兼ねて10回以上点検していますから間違いはありません。)

☆S15 3万キロ走行のインジェクターも用意しましたので、又測定して報告しますね。




2007.12.3
きょうはカスタム依頼のユーザー様の新品インジェクタの特性を把握する作業をしました。
サード800CC高抵抗

噴射パターンは広角です。ポート形状でこの角度が決まります。

特性をしっかりと把握しました。
@アイドルの噴射誤差
A中負荷での噴射誤差
B高回転高負荷での噴射誤差
C静的噴射量の誤差
高性能でした!良いノズルです。静的、動的バランスが良いですね。
特性が把握できたので、後はHKSV−PROで気筒別に補正を入れ、最高のマッチングを引き出す事が出来ます。
報告書も添えています。不安材料がなくなります。

更にこのインジェクターの場合、イニシャル燃圧を4K迄上げると噴射量のバランスが崩れ始めて来る事が判明しました。
3.5キロ迄が限度でしょう。その場合の噴射量は確かに安定して増量方向に向かいますのでイニシャルアップは良いチューニングだと思います。
3.5キロと言う事はブースト2Kで5.5キロ。燃料ポンプの吐出圧にも気をつけなくてはいけませんね。
尚、ブースト圧が大気圧に+して加圧されるので実際にノズルに掛かる圧力は≒イニシャル燃圧と成る筈です。

マダマダ研究します。



2007.12.2
----意悪なテストしてみました。-----
研究が日課となってきました(汗
今日はRB26DETTインジェクターがどれだけ精度を保証しているのか?を検証しました。
動的噴射テスト(パルス回数同等です)を10回以上行う意地悪なテストです。同じデーターが得られるか?検証しました。
今回のインジェクターは日産スカイラインGTR純正品で公証444CCと呼ばれている物です。

これは手書きのデーターなのですが、2回洗浄後の安定したデーターで噴射量に時々1CC程度の差が発生します。これはGTRの純正インジェクターの性能限界なのかは不明ですが、実際の貴重なデーターとして保存します。GTR純正ノズルは≒1%台の公差は発生してもおかしくはないと言う実際なのでしょう。

益々データーが蓄積されてきました。


2007.12.1
昨日のsr20アズニュー施工の報告です。
軽い加速がスムーズに成った・・・との報告が有りましたが、マダマダじっくりと評価して頂きたいと思います。

今日もアズニューによるインジェクターの研究をしました。
今日のテストインジェクターは悪評高い??マツダ12Aターボ用流用の通称720CCインジェクターです。
低抵抗の1ホールインジェクターでデンソー製品です。
先ずはスタチック特性を点検します。スタチックとはピントルを吸引したままでの吐出量の点検の意味です。国内メーカー製のインジェクターはこのスタチック特性で燃圧3K 3.05K3.5K等での吐出量を指しています。

●特性は良好と判断・・とそんなに簡単にごまかされませんよ。
@99ccA100ccB100ccC100cc
では今度はアイドル〜2500回転、5000回転、10000回転と各レンジをオートモードでテストします。これが実際のエンジンに取り付けた状態の性能なんです。ピントルの反応と閉じる時のジャンピングが大きく影響するのです。
@96ccA100ccB105ccC101cc........BCが増えていますがこれは私が機械を止めるタイミングを間違った為の誤差です。4本同時に測定、停止となっています。
これがインジェクターの実際なんです。その後、アイドル回転での特性のみ、マックス回転のみ等のデーターを取りましたが、殆ど同じアンバランスが発生してます。
これを超音波洗浄してみると、不安定だったテスト結果がズバリ安定して悪くなりました。←これが新品状態の特性だったと言う事です。
このインジェクターの調子が悪いと言うのは要するにばらつきのことだったんですね。そこで在庫から良さそうなのを数個個持ってきました。
そうです、これらを洗浄し、良いものを組み合わせると言う事です。
@インジェクターが余りに吐出量が少ないので交換します。Bが余りにも多いので交換します。




○数回合わせて来ました!スタチック1パーセント以下の精度で、下の画像はオートモードでのアイドル〜10000回転迄の噴射バランス!静的バランス≒0%も動的バランスも≒1%台に。こんなに揃うんですよ。このインジェクターは正しくチューニングインジェクターと言っても良いと思います。
マッチング作業後@100ccA100ccB100ccC101cc何度も何度も確認します。これがアイドル〜10000回転迄のエンジン回転と同等のシュミレーション時の噴射量バランスです。こんなに正確なら安心してセッティングを詰められます。今までのセッティングの詰めが難しかったあれこれが頭を過ります。
(Aのピントルキャップが古いのはマッチング作業と言う事であしからず・・)
マッチング作業前約9パーセントのアンバランスが発生していました。これは嘘ではなく事実なのです。

ステイで初のマッチングインジェクターが完成しました。
-----ダイナミックマッチドインジェクター 3.k時741cc 出来ました。(吐出量は50対50デューティーで計測この意味はクランク回転2回転に一度噴射、停止を繰り返した状態で噴射量を算出する方法で、もっとも吐出量測定の信頼性が高い方法です。) -----
○中古で購入したインジェクターの容量も計測できます。又、数個の中からマッチングを出そうとした場合、中古インジェクターを多数用意するのも悪くは無いかも知れませんね・・

マダマダ研究は続きます。




2007.11.30
昨日に引き続きインジェクターの特性の研究とクリーニングを行いました。こちらは有名な1000CCインジェクタです。新品同様品なのですが、このスプレーパターンはまるで水道を開けたようなジャバジャバとした物で、まるで無化が有りません。ターボ以外には絶対使用できないな・・って思います。パターンを変更し、ポート加工を施したエンジンのバルブに直接ぶつける方法が良いのかもしれませんね。
ポート中央にぶつけて霧化を促進しなくてはいけないスプレーパターンだという事が良く分かります。ポート研磨の際は注意が必要。ツインポートへの変更が良いかもしれません。それにしても1000ccって半端ない吐出量だと改めて関心します。

@98ccA95ccB95ccC96ccD99ccE92cc 
大容量インジェクタ噴射量のムラは流石に多い物ですが、こんなに有るとは・・約7パーセントほどの差・・・気筒別補正で7パーセント台のデーター入力が必要と言う事です。これはマージンとして今までセッティングで設けた余裕が実際はもっと出力を搾り出す事が出来たという事にも繋がります。大容量インジェクターの容量にはこんなアンバランスが潜んでますからこれを前提に気筒別補正を入れるか、多数の中から選び出すかでしょう。ちなみにこれを超音波洗浄してもなにも変わりませんでした。個体差と言う事であきらめなくてはイケマセン・・多数多数の中から一本選ぶレースエンジンは、ここまで考えています。アズニュー必須でしょうか。


●こちらはSR20DE サイドフィード
8万キロ走破車両のアズニュー施工風景です。
噴射パターンは意外に良いです。NAモデルはバルブ傘を狙って噴射しています。カスタムの場合このパターンに合わせたパターンのインジェクターを使用するのが最良です。

@99ccA98ccB101ccC97cc
パルス波形でアイドル〜10000回転迄のバランステスト。約4パーセントの誤差がありました。公差ぎりですが、1本1本のアンバランスが大きく気になりますね。

●さー超音波洗浄です。結果はばっちりです。
@101ccA100ccB101ccC100cc
公差1.%台に入りました。本当に生まれ変わるんですねー。パワーは蘇るでしょうが、最近燃費が落ちたとのオーナーコメントも気になります。果たして改善されるでしょうか・・後で報告しますね。


2007.11.29アズニュー導入 体感してしまったインジェクターの真実〜

本日はアズニューの小高さんが講習に来店となり、いよいよ施工手順をご指導頂いた訳です。
午後一からPM7:30までほんとにご苦労様でした!

恥ずかしい話ですがASNUを実際触って体感するまで・・

正直簡単に考えていました。
今までブラックボックスと考えていたインジェクターが私の不安というか、カスタムを行っている側として評価出来なかったコンピューター制御の最終伝達部品の性能対比と不具合。
小高さんのお話を聞いて、改めてインジェクターに対する考え方が如何に素人だったか、思い知らされました。インジェクターの性能をメーカーはそのエンジンエンジンに合わせて製作している事を非常に強く感じました。それを吐出量だけを考えた流用のナンセンスさ、又その対策をしっかりと考えさせられましたし、それらはこの診断機があれば可能だという事です。
今までのカスタムの提案には無かった物がASNUはとっくに知っていました。確かに私がカスタムを始めた頃には無かった診断機でしたが・・・
今日の小高さんとASNUの出会いに感謝し、これからより良いカスタムと整備と広く言えば環境保全に役立てます。

○講習が終了し、本日一発目の施工です。
AE86 10万キロ走破 
←AE86 20万キロ走破の間違いでした。2007.12..2

不具合は確認されていませんでしたが、現在ヘッドリフレッシュを行っているオーナーの物です。

先ずはインジェクターのリーク(漏れ)を点検します。
不具合が出ていました。1番インジェクタからガソリンが漏れています・・早くもトラブル発見です。
漏れは20秒に一滴くらいですが、これが悪影響を及ぼすのは言うまでも有りませんね。エンジン始動性に一番問題が出てくるでしょう。


次にスプレーパターン(噴射霧化テスト)をテストします。これはパルスを掛け、実際にどのようにインジェクターが噴射されているかを目で見ることが出来るモードです。
下の噴射パターン主に1番が全く駄目でした。このインジェクターは同時噴射で制御されておりますが、この状態だとポート壁面付着から始まるガソリン粒子の細分化が促進されず余剰ガソリンとなってカーボンに変わってしまう事が予想できます。このインジェクターは1ホールなので真っ直ぐ力強く噴射されているのが理想です。更に悪いのは赤丸の飛沫です。これは無駄な燃料として(良く見ると粒子が大きく飛んでおり、空気と混ざらないと言うのも頷けます。)
マフラーより有害ガスになり放出されているでしょう。
ウインドウ中に多量の大粒の粒子が飛んできます。これは駄目と小高さん。しかもスプレーパターンが揺れています。

○各インジェクター抵抗を測定し、フローテスト(噴射量測定)へ。
アイドル〜10000回転までのオートテストです。100CCに対し96CC4パーセントのアンバランスが発見できました。新品なら規格外となりますね。

そこでインジェクタークリーニングモードに入ります。
超音波で洗浄しています。これが良く取れる・・・見る見るうちにインジェクターが綺麗に・・特にノズル、スピンドル周辺は新品状態へ。
洗浄が終了し、一度ベンチに掛けるがより酷い状態に・・・???
小高さん曰く、汚れすぎたインジェクターは悪化する場合があり、そのときはもう一度洗浄してくださいとの事。
ではもう一度洗浄と行きましょうか。

そうそう、インジェクタフレッシュ作戦の必須アイテムがこれ、キャップとフィルターの交換です。アズニュー製はより細かくなったフィルターでインジェクターにより良い環境を作ります。
これら部品で2ホール等のオリジナルインジェクターを作りり出す事が可能となります。例を挙げればAE86ノーマル制御の場合、2ホールとする事で、役15PSの向上が見込まれたとのASNU導入店の報告があるそうです。これらは思考する事で色々面白いという事の証です。これらはそのエンジンを良く把握した上で可能になるSPLテクニックです!
○キャップを取り替えて綺麗になりました、リフレッシュ!


結果です。
リークもクリーニングにより直りました。←本当に直るんですね。汚れは駄目。
この綺麗なスプレーパターンを見て下さい。自分でもビックリしています。有害なミスト(悪い飛沫)も無くなり、殆ど真っ直ぐなスプレーパターンを取り戻しています。おそらく新品はこんな感じなのでしょう。
驚愕の事実が目の前にありました。揺れも無く見事なパターン。勿論キャップ変えたからでは有りません。インジェクターは各種燃料添加剤等の微細な汚れとカーボンにより、本来の性能(エンジン性能に直結します)を発揮できなくなります。本来の性能とはより空気と混ざり合う微細なスプレー(良品は直線パターンでも周りに飛んで来るミストは霧になりますから有効燃焼パターンとなります。)と言う事ですね。

これ見て下さい。如何条件で誤差2パーセント以下の精度が帰ってきました。(小高さん言う通り、綺麗な噴射になりました!)忘れてはならないのが噴射量と同等に重要なのがスプレーパターンという事実。パターンが悪いと壁面付着が多くなり、エンジンフィールが荒く(ギクシャク、息つき等)悪化します。

更に驚いたのが汚れたインジェクターは見かけの噴射量が駆動時と全噴射(ようするに静的噴射量動的噴射量)で全く逆転したり、噴射量が変化したりする事です。汚れがソレノイドバルブを揺らし、又流れが想像越えた抵抗になっているのでしょう。
クリーニング後は静的噴射量と動的噴射量が殆ど一致しました。

今日の結果で先ず分かった事。感じた事。
○インジェクターは目に見えない汚れ(コップの手垢と同等くらい)が長期の使用により頑固に付着してくるもので、その噴射量と噴射パターンに影響が出る事。それを目で見、効果を確認することが出来た。
○噴射パターンが燃費と出力に影響が大きいと言う事実を理論立てて考える事が出来る。
○燃圧とブーストと噴射量とパターンの関連を目で見て確認出来る事。
○ユーザー様にクォリティーの高いお車の提案が出来る事。
それらを強く感じています。

ステイはマダマダインジェクターのプロではありません(汗)始まったばかりでただただ感動している素人のような状態。ただいえる事は、インジェクターは洗浄で蘇るという事実。
これからインジェクター プロフェッショナルへの道は開けました。先ずは洗浄と測定を安定した技術で提供し、流用インジェクターのスプレーパターンの把握と変更を手中にしてゆきたいと思います。